[雑記] 好きな小説を羅列するだけのブログ。

投稿者:Material 103742 1 mini らんどると 投稿日:2014/05/06 00:45

皆さんこんにちは。 


三度の飯より本が好きです。 
でも、ゲームはもっと好きです。 
トルドランです。


好きなマンガを紹介したり、映画を紹介したりしている方はいらっしゃいましたが、
小説はまだ取り上げられて無かったと思うので、バレないうちに、僕がすることにしました。
今後、Rmake内でお勧めの小説の紹介等をする際は、僕に特許料を払ってください。

(もう俺書いたけど。という方がいらっしゃいましたら、お知らせください。袖の下を支払います


このブログでは、僕が面白いと思った小説を何冊か、紹介していきます。
割と真面目にチョイスしました。 学をひけらかしていこうと思います。 
好感度上げに必死です。


※このブログは、謎のAmazon記法の提供でお送りします。


アルジャーノンに花束を  作:ダニエル・キイス


[書籍データの取得に失敗しました]

外国の文学作品(ずいぶん雑な分け方)で好きな作品は?
と聞かれたら、僕の中で、一番最初に出てくるのがコレ。

主人公はチャーリーゴードン。 32歳。
重度の知的障害を患い、親戚のパン屋で働く傍ら、支援学校で一所懸命に勉強している。
賢くなりたい、と。

そんな真面目なチャーリー君に、ある日、大ニュースが。
その真面目さが認められて、大学の偉い教授が、チャーリーを天才にする手術をしてくれるとのこと。
やったねチャーリーちゃん、IQが増えるね!

全篇を通して、主人公チャーリーの「経過報告書」として綴られています。
さいしょのほうなんかはひらがなだらけですしくとうてんとかもないのですでもでもしじゅつをうけてからはだんだんとかしこくなっていって、非常に理知的な文章へと変貌を遂げます。

どうでもいいけど、これどうやって翻訳したんだろうね。 
原文は、知能が低いことをスペルミスとかで表現してるらしいけど。 


砂の女 作:安部公房


[書籍データの取得に失敗しました]

砂かけババアとは何の関係もありません。

氏の著作は何冊か読んだのですが、これ以外は僕の頭脳ではあまり理解できなかったので、
こちらを紹介します。 (壁とか箱男とか、今の僕には理解できない。)

主人公はしがないサラリーマン。 彼の趣味は昆虫採集で、新種の虫を発見し
功績を図鑑に載せたいのようふふ。 みたいな願望をひそかに思ってます。

新種を探すべく、彼は誰も探していないような場所を求め、砂しかないド田舎へ向かいます。

その砂しかないド田舎、というのは比喩表現でもなんでもなく、雪かきならぬ砂かきをしないと、
家が埋まってしまうほど。

その砂の表現がとても素晴らしく、読んでいてなんだか口の中が砂っぽく感じるレベルです。
少なくとも僕は、読みながらうがいを何度かしました。 イソジンで。


葉桜の季節に君を想うということ 作:歌野晶午


[書籍データの取得に失敗しました]

ちょっと古めの作品が続いたので、最近読んだこちらを。
(といっても、これもちょっと前のやつだけどね)

この作品、粗筋を書きたいところですが、あんまり書けません。
いや、僕の文章力のせいとか、そういう問題ではなくて、書きようがないのです。

叙述トリックとだけ言っておきます。 叙述トリックとはなんぞや? というそこの貴方。
読めば解るのです。 読めば救われるのです。 読む者だけが救われるのです。 アーメン。 

ヒントを言うとすると、映像化は絶対に不可能。ってところでしょうか。



夜のピクニック 作:恩田陸


[書籍データの取得に失敗しました]

歩行大会とか、強歩大会とか、割とポピュラーな感じでどこの学校にもあります。

ですがこの舞台となる、高校では
24時間、飯と仮眠の時間を除き、ただひたすら80km歩く、という鬼の所業「歩行祭」
が行われています。

なんでも、学年の最後を、高校生の最後を、青春の最後を、締めくくる一大イベントだとか。

そんなイベントの中で、様々な人間模様が繰り広げられます。

学園ものの作品って、古今東西いろいろありますけど、この作品は、学園祭も、体育祭も、
入学式も、卒業式も、部活動も、クラスの風景さえも、一切登場しません。 

ただただ、高校生が駄弁りながら歩くだけ。 
なのに面白い。 もう反則です。 

どこか幻想でノスタルジーな、青春が描かれているため、
僕の様な、おどろおどろした青春を送った人間が読むと、体が拒絶反応を起こして、
ボディーブローのような痛みが全身を襲うので、あしからず。


.........

Rmakerの皆様は、比較的ナウいヤングの方が多いように見受けられるので、言っておきます。

本読んだ方がいいよ! 読まないと僕みたいになっちゃうからね! おにいさんとのやくそくだぞ!


P.S
皆さんのお勧めの本も教えて頂けると、感動します。なお、謝礼は出ません。という体で

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コメント一覧

User icon mini 退会したユーザー(投稿日:2014/06/29 20:45, 履歴)
 どれもいい本ばかりですよね。特に「アルジャーノンーに花束を」はタイトルが秀逸ですよね。
私が好きなのは、ほとんどメジャーなものばかりです。本の種類は伝説や言い伝え、昔の本がすきです。特に「そして誰もいなくなった」と「クラバート」が人にオススメしたい本です。
 「そして誰もいなくなった」はミステリー小説で一番有名ではないでしょうか、脱出不可能の無人島に閉じ込められた12人。犯人も予想外のもので・・・。映画にもなっている思います。
「クラバート」はクラバート伝説をもとに作られた小説です。(結末やキャラの立ち位置は変わっているところもありますが)ひょんなことから水車場で働くことになった少年クラバートは不思議な魔法、出来事とであって成長していくというものです。
 本を読むことは教養を高めるとともに知識を取り入れることができるのですばらしいことだとおもいます。
 まだ厨二病やかっこつけ感がぬけてないので、マニアックな本ばかり追い求めてしまうのです;(ド、ドグラ・マグラとか?)
 長文失礼いたしました。
Dragon 1  mini どらごん(投稿日:2014/06/29 16:06, 履歴)
私も、結構本読んだりします!
むしろ本好きすぎて、人と話す時間がなく、周りのみんな他人以上友達以下の人しか・・・
おっと本題がずれた!まあ基本ファンタジーしか読みませんけどね・・・
まあ、大好きな本は、【ドラゴンラージャ】【ドラゴンライダー】くらいですかね・・・ドラゴンばかりですね

どらごん@どらごんでした! 
Material 204926 1 mini 井戸乃博士(投稿日:2014/05/06 16:54, 履歴)
作者はミステリばかり読んでいて好みが偏っております。
最も敬愛するのは横溝正史氏で、中でも「八墓村」がお気に入りだそうです。
極限状態に追い詰められた状況や、
事実が分からないゆえの不信と猜疑心の描写が秀逸なのだとか。
あと映画やドラマではなく原作を読むように、これ重要、だそうです。

次に島田荘司氏の「占星術殺人事件」。
これは純粋な推理小説としておすすめとのこと。
作者がトリックに衝撃を受けた作品は、
これが初めてなんだそうですよ。まあ当てになりませんが・・・

それから連城三紀彦氏・・・ってご存知でしょうか?
どんでん返しに定評のある方で、
最後の最後まで展開が読めない作品を書かれています。
デビュー作の「戻り川心中」は伝説的に言われていますし、
「恋文」という作品で直木賞を受賞してます。
後期の作品では、例えば「白光」は評価の高い作品です。
人間の心理を執拗に突き詰めて重苦しく描いており、
最後まで読むと恐ろしいようなやりきれないような何とも言えない気持ちになります。
この人の作品は現在、非常に入手しづらいのが難点でして、
作者は折にふれてブックオフを訪ねては作品を救出しておるようです。

最後に泡坂妻夫氏の「聖者と死者」を。
この方は非常に手の込んだ文章を書くのですが、
この作品には本自体に仕掛けがあって、
ページが袋とじになっており、最初はそのまま読んで短編小説として読めますが、
その後、袋とじを切り開いて別の長編小説として読むことができます。
内容はともかく、これを実際に作品として作ってしまったところに感心します。
現在、復刊されているので興味のある方にはぜひ読んでみてほしいところです。

以上、偏った小説の紹介でした。
Material 103742 1 mini らんどると(投稿日:2014/05/06 22:53, 履歴)
コメントありがとうございます。

むむむ、なかなか硬派なミステリマニアと見ました。

僕はミステリは宮部みゆきとか、伊坂幸太郎とか割かし、ライト向けの作家しか
読んできていないので、ちょっと、「八墓村」程度しか存じ上げな……

・・・あ、「占星術殺人事件」! 聞いたことがあります! 「六枚のとんかつ」に出ていました!

※「六枚のとんかつ」がトルドランのミステリ知識の限界です。

灰色の脳細胞をフル動員させて、硬派なミステリマンになってみたいと思いますが、
この中に犯人がいるかもしれないので、僕は一人で部屋に戻って寝ています。
         mini mifa(投稿日:2014/05/06 16:08, 履歴)
こんにちは、コメント失礼いたします。
割と、読書好きなので、口を出さずにいられません。

まさか、六とん、知っている人に、巡り合うとは・・・。
私は、好きですよ、時間を返せっ!と、怒りがわくところまで、含めて。

偏った好みには、なりますが、にぎやかしにひとつ。

(1)都筑道夫の、なめくじ長屋シリーズ
 一風変わった、なぞとき江戸ミステリーです。
 しゃばけシリーズの畠中恵さんの、センセーですね。残念ながら、ご存命ではないのですが、
 このシリーズを、江戸地図片手に読むのが、本当におもしろかったです。
 現在の、神田周辺なら、このあたり、という細かな描写を交えているんですよ。
 すべて短編なので、よみやすく、キャラも立っています。
  
 また、ショートショートの隠れた名手です!
 星新一さんのような、すぱっとした切り口に比べ、どこか余韻が残る、味わい深い作品が魅力的です。
 

(2)京極夏彦さんの、百物語シリーズ
 仕事人みたいな、痛快なお話が好きならばこれ。短編でありつつ、長編にもなっています。
 ただ、描写が痛い、です。罪のない一般人が、それはひどい目にあうので、きついかも。
 最後には、主人公が、粋に仕返ししてくれるんですけどね。

 文字数が多い作家さんですが、ページで文章をまたがないよう、自分で監修するなど、
 見せることにこだわった方なので、厚さのわりに、読みやすいです。


(3)殊能将之さんの「ハサミ男」
 ドキドキが止まらない、大胆なミステリーです。
 猟奇殺人犯が主人公(!)で、自分が殺そうとした相手を、似た手口で殺されてしまい、
 その犯人を捜し始めるという、なんともキャッチ―なあらすじ。

 でも、この作品の魅力は、そんなところでは、実はないんですよね。
 
 途中で、読むのをあきらめたくなります。
 でも、がんばって最後まで、読んで損はありません。
 「うわぁああ!」てなります。この方も、残念ながら、逝去されました。

 ※映画版は、ネタバレになってしまうので、ググらないことを、お勧めします。
 
(4)竜騎士07さんの「怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る」
 ひぐらしのなく頃に、でおなじみの作家さんの、小説デビュー作ですね。
 最近読んで、光るものを感じたので、オマケにひとつ。

 8個目の七不思議を、作ろうぜ!
 そんな、中学生3人組の思いつきが、日常の歯車を軋ませていく・・・。

 この方は、ボタンのかけちがいから、狂っていく日常を、わかりやすく丁寧に描ける方と、思います。
 そんなつもりじゃなかったのに、気づいたら自分が、加害者に回っていた、
 でも、日常が足かせになって、止めることができない、というような。
 
 話もキャラも、漫画的なのに、描かれている感情の動きは、勉強になるかもしれません。

ミステリーと、時代小説ばっかりで、すみません、しかも暗め・・・。
化物語シリーズとかも、読むんですけどね。

えらく長くなってごめんなさい。
今度は、特許料を払って、自分のブログに書きます。
Material 103742 1 mini らんどると(投稿日:2014/05/06 22:26, 履歴)
コメントありがとうございます。

「六とん」いいですよね。 
これとか、我孫子武丸の「速水三兄妹シリーズ」とか、
こういうの好きです。

ミステリーは有名どころを少々と、ホームズを何冊か読んでるくらい(「赤毛連盟」(組合)とか)
なので、京極夏彦の本を書店で見かけても、「うわぁ やめよう」
ってなっていたのですが、偶には分厚い本を読んで、知性をアピールしていきたいと思います。
スターバックス辺りでこれ見よがしに読んできます。
User icon mini 退会したユーザー(投稿日:2014/05/06 09:30, 履歴)
くそう、やっぱり小説に詳しいっていうほうがイメージ良いな!

ほぼ小説童貞の私も最近、いい歳だしいい加減小説くらい嗜んでおこうかと
ネットで「読み始めたら夢中になって一気読み確実!」みたいな評判だった
「クリムゾンの迷宮」と「新世界より」とかいう小説を入手したんだけど、
この「クリムゾンの迷宮」気合を入れて読み始めたものの
半分手前くらいまで頑張って読んだままでストップして放置してますww
よって「新世界より」に至っては全く手を付けてない……。

別に特別つまんなかったわけでもないし、これから面白くなるのかもしれないけど、
評判の高さからハードル上げ過ぎちゃったみたいで、思ったより退屈な感じで
「なんか大人気小説大したことねぇな」という風に白けてしまって……。

まぁ、客観的に言わせると、一冊の半分手前まで読んだだけで、
小説全体を評価するとかナンセンス過ぎる!……というのは十分承知なのです。
そういうことで、小説自体は何冊かちゃんと読んでおきたいとは思っています。


そんな童貞臭漂う私でも、アルジャーノンと夜のピクニックは聞いたことがありますね。
アルジャーノンは、ユースケサンタマリアがやってたドラマを観た覚えがあるので、パス。
砂の女は、小説童貞には難解そうなのでパス。
葉桜は、映像化不可能な叙述トリックとか予め言われると
仕掛けの大まかな想像がついちゃうけどネタばらしでびっくりできるか不安だし、
それまでの間、一気読み確実な作品を放り出した私が辛抱できるのか不安。
夜のピクニックは、青春ものは爛れた青春をおくった私には辛い気が。


そういうことで、こんな小説童貞炸裂させている私にも
お勧めな作品があればご教示頂けないでしょうか。(なお、謝礼は出ません。体じゃなくて)

というか、新しい作品探すよりまずは頑張ってクリムゾン読破した方がいいのかな……。
Material 103742 1 mini らんどると(投稿日:2014/05/06 10:53, 履歴)
小説童貞ですか。

読みやすい作品、とするならば、僕のおすすめは、

星新一のショートショート (「ボッコちゃん」とか「ようこそ地球さん」とか)

森見登美彦の 「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話大系」

蘇部 健一の 「六枚のとんかつ」

・・・ぐらいですかね。
中でも、「六枚のとんかつ」は一押しです。 
この本は、多方面から、
「ゴミだ」「商品じゃない」「読んだ後、壁に叩きつけたくなる」
と大変好評です。


User icon mini 退会したユーザー(投稿日:2014/05/06 21:33, 履歴)
ありがとうございます!
メモしておきます。
Material 86479 3 mini qhqh123(投稿日:2014/05/06 09:16, 履歴)
(自分のブログもで言いましたけど皇国の守護者とか ナウいヤングに良い本です)
Material 103742 1 mini らんどると(投稿日:2014/05/06 10:39, 履歴)
コメントありがとうございます。

皇国の守護者って、あの、小説界のとがsうわなにするやめr

・・・所謂、架空戦記とか、仮想戦記ものってやつですかね。
あんまり守備範囲ではないのですが、偶にはそういうのもありかもですね。

    mini は~げん(投稿日:2014/05/06 07:55, 履歴)
コメント失礼します、は~げんです。
お勧めの本ですか。私は有川広さんの本やあさのあつこさん、はやみねかおるさんの本が好きですね。
有川広さんの本なら、キケンという本がお勧めです。部活動(外だったり外じゃなかったり)で、爆弾作ったり、壁を破壊するぐらいのエアーガン作ったり、文化祭で奇跡のラーメンを作ったり・・・・・でも全員超能力でもなく、魔導学校の劣等生でもなく普通の高校生です。学園ものが好きならどうぞ。
あさのあつこさんの本なら、THE MANZAI という本がお勧めです。所々題名の通り漫才があるので笑えます、読んでるだけで元気になります
はやみねかおるさんの本なら都会のトム&ソーヤという本がお勧めです。平凡(?)な中学生の内人(ないと)と創也(そうや)がゲームを作るために冒険します
見ずらいですね、すいません。でももし、暇なときには読んでみてください。
Material 103742 1 mini らんどると(投稿日:2014/05/06 10:24, 履歴)
コメントありがとうございます

有川浩さんは、「三匹のおっさん」を読んだことがあります。
このタイトルですら、ラブコメ要素があったので、学園ものではどうなっちゃうのでしょうか。

あさのあつこさんは、読んだことがないのですが、「バッテリー」とかタイトルだけ
聞いたことはあるので、時間があれば、読んで見たいと思いますが、時間がないので
黒魔術で時を生成することにします。

はやかねかおるさんはちょっと存じ上げませんね。 でも、「都会の(まち って読むっけ?)
トム&ソーヤ」は聞いたことがあるので、時間を黒(ry