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このコメントは、[雑記] 好きな小説を羅列するだけのブログ。へのコメントです。

コメントの内容

         mini mifa(投稿日:2014/05/06 16:05/06/14)
こんにちは、コメント失礼いたします。
割と、読書好きなので、口を出さずにいられません。

まさか、六とん、知っている人に、巡り合うとは・・・。
私は、好きですよ、時間を返せっ!と、怒りがわくところまで、含めて。

偏った好みには、なりますが、にぎやかしにひとつ。

(1)都筑道夫の、なめくじ長屋シリーズ
 一風変わった、なぞとき江戸ミステリーです。
 しゃばけシリーズの畠中恵さんの、センセーですね。残念ながら、ご存命ではないのですが、
 このシリーズを、江戸地図片手に読むのが、本当におもしろかったです。
 現在の、神田周辺なら、このあたり、という細かな描写を交えているんですよ。
 すべて短編なので、よみやすく、キャラも立っています。
  
 また、ショートショートの隠れた名手です!
 星新一さんのような、すぱっとした切り口に比べ、どこか余韻が残る、味わい深い作品が魅力的です。
 

(2)京極夏彦さんの、百物語シリーズ
 仕事人みたいな、痛快なお話が好きならばこれ。短編でありつつ、長編にもなっています。
 ただ、描写が痛い、です。罪のない一般人が、それはひどい目にあうので、きついかも。
 最後には、主人公が、粋に仕返ししてくれるんですけどね。

 文字数が多い作家さんですが、ページで文章をまたがないよう、自分で監修するなど、
 見せることにこだわった方なので、厚さのわりに、読みやすいです。


(3)殊能将之さんの「ハサミ男」
 ドキドキが止まらない、大胆なミステリーです。
 猟奇殺人犯が主人公(!)で、自分が殺そうとした相手を、似た手口で殺されてしまい、
 その犯人を捜し始めるという、なんともキャッチ―なあらすじ。

 でも、この作品の魅力は、そんなところでは、実はないんですよね。
 
 途中で、読むのをあきらめたくなります。
 でも、がんばって最後まで、読んで損はありません。
 「うわぁああ!」てなります。この方も、残念ながら、逝去されました。

 ※映画版は、ネタバレになってしまうので、ググらないことを、お勧めします。
 
(4)竜騎士07さんの「怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る」
 ひぐらしのなく頃に、でおなじみの作家さんの、小説デビュー作ですね。
 最近読んで、光るものを感じたので、オマケにひとつ。

 8個目の七不思議を、作ろうぜ!
 そんな、中学生3人組の思いつきが、日常の歯車を軋ませていく・・・。

 この方は、ボタンのかけちがいから、狂っていく日常を、わかりやすく丁寧に描ける方と、思います。
 そんなつもりじゃなかったのに、気づいたら自分が、加害者に回っていた、
 でも、日常が足かせになって、止めることができない、というような。
 
 話もキャラも、漫画的なのに、描かれている感情の動きは、勉強になるかもしれません。

ミステリーと、時代小説ばっかりで、すみません、しかも暗め・・・。
化物語シリーズとかも、読むんですけどね。

えらく長くなってごめんなさい。
今度は、特許料を払って、自分のブログに書きます。

コメントの内容(一番最初の投稿)

         mini mifa(投稿日:2014/05/06 16:05/06/14)
こんにちは、コメント失礼いたします。
割と、読書好きなので、口を出さずにいられません。

まさか、六とん、知っている人に、巡り合うとは・・・。
私は、好きですよ、時間を返せっ!と、怒りがわくところまで、含めて。

偏った好みには、なりますが、にぎやかしにひとつ。

(1)都筑道夫の、なめくじ長屋シリーズ
 一風変わった、なぞとき江戸ミステリーです。
 しゃばけシリーズの畠中恵さんの、センセーですね。残念ながら、ご存命ではないのですが、
 このシリーズを、江戸地図片手に読むのが、本当におもしろかったです。
 現在の、神田周辺なら、このあたり、という細かな描写を交えているんですよ。
 すべて短編なので、よみやすく、キャラも立っています。
  
 また、ショートショートの隠れた名手です!
 星新一さんのような、すぱっとした切り口に比べ、どこか余韻が残る、味わい深い作品が魅力的です。
 

(2)京極夏彦さんの、百物語シリーズ
 仕事人みたいな、痛快なお話が好きならばこれ。短編でありつつ、長編にもなっています。
 ただ、描写が痛い、です。罪のない一般人が、それはひどい目にあうので、きついかも。
 最後には、主人公が、粋に仕返ししてくれるんですけどね。

 文字数が多い作家さんですが、ページで文章をまたがないよう、自分で監修するなど、
 見せることにこだわった方なので、厚さのわりに、読みやすいです。


(3)殊能将之さんの「ハサミ男」
 ドキドキが止まらない、大胆なミステリーです。
 猟奇殺人犯が主人公(!)で、自分が殺そうとした相手を、似た手口で殺されてしまい、
 その犯人を捜し始めるという、なんともキャッチ―なあらすじ。

 でも、この作品の魅力は、そんなところでは、実はないんですよね。
 
 途中で、読むのをあきらめたくなります。
 でも、がんばって最後まで、読んで損はありません。
 「うわぁああ!」てなります。この方も、残念ながら、逝去されました。

 ※映画版は、ネタバレになってしまうので、ググらないことを、お勧めします。
 
(4)竜騎士07さんの「怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る」
 ひぐらしのなく頃に、でおなじみの作家さんの、小説デビュー作ですね。
 最近読んで、光るものを感じたので、オマケにひとつ。

 8個目の七不思議を、作ろうぜ!
 そんな、中学生3人組の思いつきが、日常の歯車を軋ませていく・・・。

 この方は、ボタンのかけちがいから、狂っていく日常を、わかりやすく丁寧に描ける方と、思います。
 そんなつもりじゃなかったのに、気づいたら自分が、加害者に回っていた、
 でも、日常が足かせになって、止めることができない、というような。
 
 話もキャラも、漫画的なのに、描かれている感情の動きは、勉強になるかもしれません。

ミステリーと、時代小説ばっかりで、すみません、しかも暗め・・・。
化物語シリーズとかも、読むんですけどね。

えらく長くなってごめんなさい。
今度は、特許料を払って、自分のブログに書きます。