【俺得】ブロマンス映画ランキング②【閲覧注意】
投稿者: tomato 投稿日:2012/05/26 16:31
※ATENTION
この記事はブロマンスやらBLやらtomatoの偏った嗜好で出来ています。
前の記事【http://blog.rmake.jp/tomato/2120】を未見の方は、そちらのATENTIONをじっくりこってり熟読なさってから、閲覧をお決めくださると幸いです。
この記事書いていたら、八割がた出来た所で、パソコンの不調であぼーん。
でも、半分だけと言うのも据わりが悪いので、書きなおしました。
もう、誰得というか俺得というか、需要が迷子ですが、いいんだ、萌えを吐き出す事ができれば。
※評価基準
萌え度と映画の面白さを☆三つで評価するよ!
私が見た事のある作品だけでランキングしているよ。
面白さも評価対象なので、え?これがなんでブロマンスなのという作品もログインしていると思うよ。
ランク5
萌え度☆☆ 映画の面白さ☆☆☆
『シャーロックホームズ』
シャーロック・ホームズとその助手で医者のジョン・ワトソンの活躍により、連続少女殺害事件の犯人ブラックウッド卿は絞首刑に処された。しかし後日彼の墓は荒らされ、彼の棺に入っていたのはまったくの別人の躯であった。ブラックウッド卿が復活したと不穏なうわさが流れる中、彼が処刑の前にシャーロックに予言した三つの殺人が実行されようとしていた。
あの有名探偵小説を原作に、ブロマンスの大家と名高いガイ・リッチー先生がメガホンをとった作品。従来のミステリー要素に加え、アクション性が増しているので、探偵も医者も相当戦います。
つい最近2も公開されたので、説明は蛇足かな?
まぁ、言いたい事は、探偵と医者が近すぎるってことなんですけれども。
探偵が医者の婚約者に対抗心燃やしたり、医者を事件に巻き込もうとしたり、一作目が公開された時から、ブロマンスブロマンスしておりまして、脚本まじ狙ってんじゃねーの(笑)と思っていましたら、2でそれが証明されたという始末でございます。はい。
もう、巷では話題騒然(当社比)なんですが、残念な事にそちらは私はまだ見ておりません。ただ、予告編だけで泡吹きそうになっているので、正直今から不安です。リッチー先生どうしてくださるの。
萌えを抜きにしても家族で楽しめるエンターテイメント性の強い作品なので、誰にでもお勧めできます。2を見ていたら、ランキングが跳ね上がった気もいたしますが、1はほどほどのブロマンス(くどいようですが当社比)なのでこの順位で。
ランク4
萌え度☆☆☆★ 映画の面白さ☆☆
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
記者のダニエルの元に、一人の男がやって来る。男は自分をヴァンパイアと名乗り、自分の半生を記事にしてほしいという。ダニエルは不審がりながらも、レコーダーをまわし始める。
富農のルイ(ブラッド・ピット)は、妻を亡くしたばかりで自暴自棄になっていた。そんな時、彼の元に不思議な青年が現れ、ルイにヴァンパイアにならないかと誘いをかける。彼こそがヴァンパイアレスタト(トム・クルーズ)であった。ルイは青年の不思議な魅力に誘われるままそれを受ける。
それでも、固く人の血は飲まないと決めていた彼だが、ある時飢えに耐えかね一人の少女を手にかけてしまう。後悔に苦しむルイの気を引こうと、レスタトは少女をヴァンパイアとして蘇生する。しかし、子供のヴァンパイアを作るのは、ヴァンパイアの世界ではタブーであった。そして、三人の運命は狂い始めて行く。
知る人ぞ知るヴァンパイア小説レスタトシリーズの映画化第一弾です。ヴァンパイア=モンスターから、ヴァンパイア=耽美の法則を作り出したのはおそらくこの作品でしょう。
ブラッド・ピットとトム・クルーズという、今では考えられない程豪華なキャスティングに加え、幼女と美青年が一人の男を取り合うと言う背徳感にまみれた愛憎劇がたまりません(割と素直な表現です)。
私などは原作から入った人間だったので、“あの”レスタトをトム・クルーズかよ! と思った物ですが、見終わった時には平身低頭して謝りたいくらいに演じ切っておられました。トップガンやMIで爽やかイケメンなイメージのあったトムさんが、刹那的で快楽主義で変態チックなレスタトさんになりきっている様を見ると、役者の底力を思い知ります。
地味にインタビュワー役のクリスチャン・スレ―ターも良い味出してて、よくまとまってる良作だと思うのですが。人を選ぶ映画かも。ヴァンパイア、耽美、近世ヨーロッパなどの単語に反応しちゃう人向けですね。
ランク3
萌え度☆☆☆ 映画の面白さ☆☆☆
『コンスタンティン』
幼いころより霊感が強く、人の世界にまぎれた込んだ人ではない者(ハーフブリード)を見抜く事ができる男、ジョン・コンスタンティンは、かつて犯した罪により、地獄行きが確定していた。それを挽回する為、悪魔退治に励むジョンだが、その働きは神には認められない。ある時、退治した悪魔から悪魔側が何か巨大な陰謀をたくらんでいる事に気付いたジョンは、妹が謎の自殺を遂げたアンジェラと共に、戦いに身を投じて行く。
私が映画好きになった諸悪の根源的映画。不健康そうなキアヌの演技がたまりません。
自殺が罪、ガブリエルは天使、ルシファーは地獄の王など、キリスト教的知識があると楽しめますが、予備知識がないとちょっと不親切なストーリーかもしれません。
それでもランクインしたのは、純粋に私が好きだから! いいんだもん、これは個人ランキングだもん。
まぁ、でも割とすぐにブルーレイ化され、ブルーレイのCMにワンシーン入れてもらえるくらいには、コアなファンがついているみたいです。
ブロマンス要素は途中まであんまし出てきません。なんと言っても可愛いヒロイン(レイチェル・ワイズ)がいるからね。でも、最後は物ッ凄いよ。
なにがどう凄いのか書くとネタばれになっちゃうんですが、キアヌのシャツはだけて胸の中に手を突っ込むだけの簡単なシーンです(出来るだけ事実のままお書きしてます)。まったく予期していなかった私は後ろに家族がいたので、変な汗をだらだら流しました。その位、結構あられもない(言い方ってものがある)シーンなので、ご同類の方はご注意ください。
さて、残す所あと二つばかりとなりましたが、実は残る二つは映画ではなく海外ドラマです。
あ、石を投げないでください、止めてください。
最近とんでもない勢いではまりこんで、辛いくらいもえたぎっているんです。吐き出させて!
でも面白さと萌え&燃えに関してはまず折り紙つきなので、なにとぞご容赦を。
ランク2
萌え度☆☆☆★ 面白さ☆☆☆★★
『シャーロック』
退役軍人で医者のジョン・ワトソンは、友人の紹介で奇妙な男シャーロック・ホームズとルームシェアをする事になる。世界で唯一のコンサルタント探偵を自称する彼は、持ち前の知識と、観察力と推理力で、不可解な事件を次々と解決していく。
ただし、舞台は19世紀ではなく、21世紀のロンドンだ。
馬車の代わりにタクシー。日記の代わりにブログ。進化した実験道具に、スマートフォンで送られてくる暗号など、余すところなく現代版に置き換えられた、今までとは一味もふた味も違った、新説シャーロック・ホームズがご覧になれます。
はい、これが巷で噂の、BBC(イギリスのテレビ会社)発の連続テレビドラマです。現在2シーズンまで出ていて、1シーズン3話、1話90分構成です。去年NHK様が1シーズンを日本語吹き替えでお送りしてくれましたが、今年も2シーズンを夏にやってくれるそうだよ、やったね!
もう、こういうの大好きです。RDJの映画にも触発されて、とうとう原作まで手を出しました。深みにはまる所だけをとるならもうドラッグに近いんじゃないでしょうか。
軽妙なかけ合いに、程良く皮肉が効いていて、ストーリーは新しく組み直されているのですが、原典へのオマージュは随所にちりばめられております。飽きさせないテンポのいい展開に、斬新な演出などなど、あげればきりがないくらい褒めちぎれるのですが、なにより好きなのが、主演のベネディクト・カンバーバッチですね。
決してイケメンじゃないし、演じているシャーロックもカッコいいキャラクターというわけじゃないんだけど、だんだん目が離せなくなる演じっぷり。天才すぎるがゆえに孤独で、人らしい感傷に共感できない偏屈な探偵を作りあげていて、もう萌えとかそういう次元でなくお勧めできます。
でも、萌えもすごいんすよねー。
もともと聖典(原作の事)でも、いい年してなんで同居してんの、と同性愛疑惑がもたれていたホームズとワトソンですが、作品のなかでもガンガンに勘違いされております。ジョン(ワトソン)の「違う僕はゲイじゃない」はもうお決まりの文句みたいなもの。
それでもお互いが絶対的な信頼で結ばれている二人をみると、桃色の妄想が止まりません。だってそれくらい仲がいいんだもの!
これは日本語版のDVDリリースがまだ(おそらく)なので、見るのに苦労しますが、絶対面白いのでぜひぜひ見て欲しい! そして、夏の放送を一緒に心待ちにしましょう。
ランク1
萌え度☆☆☆★★ 面白さ☆☆☆★★
『スーパーナチュラル』
サム・ウィンチェスターは幼い頃、母を人ではない何かに殺された。復讐を誓った父は、超常現象(スーパーナチュラル)を狩るハンターに転向し、幼い彼とその兄をつれて化け物どもを狩る日々を送っていた。
そんな生活が嫌になり、一人で飛び出し大学へ進学した彼の元に、久しぶりに兄のディーンがやって来る。父親が失踪したので、一緒に探してほしいという彼に、しぶしぶ一回だけ“狩り”を付き合うが、帰ってきた彼が見たものは、母と同じ殺され方をした恋人の姿だった。
そうして兄弟は、全ての謎を握るであろう父を捜す為、旅にでるのであった。
現在シーズン7がアメリカで放送中! 日本ではシーズン6までレンタルリリースされていますよ。126話×40分と、笑っちゃうような数出ているのですが、面白くて弟と一緒にシーズン2からシーズン5まで一月あまりで見きってしまいました。6も最近見終わりましたが、監督が変わってしまったからか、その前の5シーズンとは少し毛色が違いましたね。
ただ、シーズン5までは次から次へと引き込まれるような展開で、ドキドキしっぱなしでした。シーズンごとに目的がはっきりしていて、ダレる心配があまりありませんし、私は一気にみてしまいましたが、基本的に一話完結のオムニバス形式なので、好きなテンポで見れると思います。
ブロマンス要素はやっぱり兄弟!
Brothers&Romanceの名に恥じない、兄弟愛ぶりがいっそ病的です。恋人<<<家族の法則が原則で、家族の為なら命も惜しみません。あまりの絆の強さに、全国どころか本場のその手の人達も刺激しちゃったようで、本編で、繰り返しますがほ・ん・ぺ・んで、オタクの女の子が兄弟で妄想したファン小説を朗読しながら始まるシーンというのがあって、いたたまれなさに吐血しそうになった事がありました(隣に弟がいる)。あれはもう公認されているという事ですか。どうなんですか。
シーズン4からは、なぜか兄貴の後をついて回る、くたびれた(美形)おっさん天使という奴も出てきて、それがまた良いキャラ(&いい役者)だったものですから、頭の中が絶賛アルマゲドンで困ります。
見るのは大変ですが、これも元の作品からして素晴らしいので、ぜひぜひお勧めします。
見返してみれば、ちょっとしたレポートくらいの分量になっていますね。
中には、ブロマンスならこれだろうって作品や、なんでこれが入ってるんだって作品もあると思うのですが、選定基準が、私が見た物&萌え抜きでも(映画を余り見ない人でも)ある程度楽しめる作品なので、広いお心でご容赦くださればと思います。
一般向けじゃないのもありますが、どれもお勧めなので、気になったのがあったら、是非見てみてくださいね!
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この記事はブロマンスやらBLやらtomatoの偏った嗜好で出来ています。
前の記事【http://blog.rmake.jp/tomato/2120】を未見の方は、そちらのATENTIONをじっくりこってり熟読なさってから、閲覧をお決めくださると幸いです。
この記事書いていたら、八割がた出来た所で、パソコンの不調であぼーん。
でも、半分だけと言うのも据わりが悪いので、書きなおしました。
もう、誰得というか俺得というか、需要が迷子ですが、いいんだ、萌えを吐き出す事ができれば。
※評価基準
萌え度と映画の面白さを☆三つで評価するよ!
私が見た事のある作品だけでランキングしているよ。
面白さも評価対象なので、え?これがなんでブロマンスなのという作品もログインしていると思うよ。
ランク5
萌え度☆☆ 映画の面白さ☆☆☆
『シャーロックホームズ』
シャーロック・ホームズとその助手で医者のジョン・ワトソンの活躍により、連続少女殺害事件の犯人ブラックウッド卿は絞首刑に処された。しかし後日彼の墓は荒らされ、彼の棺に入っていたのはまったくの別人の躯であった。ブラックウッド卿が復活したと不穏なうわさが流れる中、彼が処刑の前にシャーロックに予言した三つの殺人が実行されようとしていた。
あの有名探偵小説を原作に、ブロマンスの大家と名高いガイ・リッチー先生がメガホンをとった作品。従来のミステリー要素に加え、アクション性が増しているので、探偵も医者も相当戦います。
つい最近2も公開されたので、説明は蛇足かな?
まぁ、言いたい事は、探偵と医者が近すぎるってことなんですけれども。
探偵が医者の婚約者に対抗心燃やしたり、医者を事件に巻き込もうとしたり、一作目が公開された時から、ブロマンスブロマンスしておりまして、脚本まじ狙ってんじゃねーの(笑)と思っていましたら、2でそれが証明されたという始末でございます。はい。
もう、巷では話題騒然(当社比)なんですが、残念な事にそちらは私はまだ見ておりません。ただ、予告編だけで泡吹きそうになっているので、正直今から不安です。リッチー先生どうしてくださるの。
萌えを抜きにしても家族で楽しめるエンターテイメント性の強い作品なので、誰にでもお勧めできます。2を見ていたら、ランキングが跳ね上がった気もいたしますが、1はほどほどのブロマンス(くどいようですが当社比)なのでこの順位で。
ランク4
萌え度☆☆☆★ 映画の面白さ☆☆
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
記者のダニエルの元に、一人の男がやって来る。男は自分をヴァンパイアと名乗り、自分の半生を記事にしてほしいという。ダニエルは不審がりながらも、レコーダーをまわし始める。
富農のルイ(ブラッド・ピット)は、妻を亡くしたばかりで自暴自棄になっていた。そんな時、彼の元に不思議な青年が現れ、ルイにヴァンパイアにならないかと誘いをかける。彼こそがヴァンパイアレスタト(トム・クルーズ)であった。ルイは青年の不思議な魅力に誘われるままそれを受ける。
それでも、固く人の血は飲まないと決めていた彼だが、ある時飢えに耐えかね一人の少女を手にかけてしまう。後悔に苦しむルイの気を引こうと、レスタトは少女をヴァンパイアとして蘇生する。しかし、子供のヴァンパイアを作るのは、ヴァンパイアの世界ではタブーであった。そして、三人の運命は狂い始めて行く。
知る人ぞ知るヴァンパイア小説レスタトシリーズの映画化第一弾です。ヴァンパイア=モンスターから、ヴァンパイア=耽美の法則を作り出したのはおそらくこの作品でしょう。
ブラッド・ピットとトム・クルーズという、今では考えられない程豪華なキャスティングに加え、幼女と美青年が一人の男を取り合うと言う背徳感にまみれた愛憎劇がたまりません(割と素直な表現です)。
私などは原作から入った人間だったので、“あの”レスタトをトム・クルーズかよ! と思った物ですが、見終わった時には平身低頭して謝りたいくらいに演じ切っておられました。トップガンやMIで爽やかイケメンなイメージのあったトムさんが、刹那的で快楽主義で変態チックなレスタトさんになりきっている様を見ると、役者の底力を思い知ります。
地味にインタビュワー役のクリスチャン・スレ―ターも良い味出してて、よくまとまってる良作だと思うのですが。人を選ぶ映画かも。ヴァンパイア、耽美、近世ヨーロッパなどの単語に反応しちゃう人向けですね。
ランク3
萌え度☆☆☆ 映画の面白さ☆☆☆
『コンスタンティン』
幼いころより霊感が強く、人の世界にまぎれた込んだ人ではない者(ハーフブリード)を見抜く事ができる男、ジョン・コンスタンティンは、かつて犯した罪により、地獄行きが確定していた。それを挽回する為、悪魔退治に励むジョンだが、その働きは神には認められない。ある時、退治した悪魔から悪魔側が何か巨大な陰謀をたくらんでいる事に気付いたジョンは、妹が謎の自殺を遂げたアンジェラと共に、戦いに身を投じて行く。
私が映画好きになった諸悪の根源的映画。不健康そうなキアヌの演技がたまりません。
自殺が罪、ガブリエルは天使、ルシファーは地獄の王など、キリスト教的知識があると楽しめますが、予備知識がないとちょっと不親切なストーリーかもしれません。
それでもランクインしたのは、純粋に私が好きだから! いいんだもん、これは個人ランキングだもん。
まぁ、でも割とすぐにブルーレイ化され、ブルーレイのCMにワンシーン入れてもらえるくらいには、コアなファンがついているみたいです。
ブロマンス要素は途中まであんまし出てきません。なんと言っても可愛いヒロイン(レイチェル・ワイズ)がいるからね。でも、最後は物ッ凄いよ。
なにがどう凄いのか書くとネタばれになっちゃうんですが、キアヌのシャツはだけて胸の中に手を突っ込むだけの簡単なシーンです(出来るだけ事実のままお書きしてます)。まったく予期していなかった私は後ろに家族がいたので、変な汗をだらだら流しました。その位、結構あられもない(言い方ってものがある)シーンなので、ご同類の方はご注意ください。
さて、残す所あと二つばかりとなりましたが、実は残る二つは映画ではなく海外ドラマです。
あ、石を投げないでください、止めてください。
最近とんでもない勢いではまりこんで、辛いくらいもえたぎっているんです。吐き出させて!
でも面白さと萌え&燃えに関してはまず折り紙つきなので、なにとぞご容赦を。
ランク2
萌え度☆☆☆★ 面白さ☆☆☆★★
『シャーロック』
退役軍人で医者のジョン・ワトソンは、友人の紹介で奇妙な男シャーロック・ホームズとルームシェアをする事になる。世界で唯一のコンサルタント探偵を自称する彼は、持ち前の知識と、観察力と推理力で、不可解な事件を次々と解決していく。
ただし、舞台は19世紀ではなく、21世紀のロンドンだ。
馬車の代わりにタクシー。日記の代わりにブログ。進化した実験道具に、スマートフォンで送られてくる暗号など、余すところなく現代版に置き換えられた、今までとは一味もふた味も違った、新説シャーロック・ホームズがご覧になれます。
はい、これが巷で噂の、BBC(イギリスのテレビ会社)発の連続テレビドラマです。現在2シーズンまで出ていて、1シーズン3話、1話90分構成です。去年NHK様が1シーズンを日本語吹き替えでお送りしてくれましたが、今年も2シーズンを夏にやってくれるそうだよ、やったね!
もう、こういうの大好きです。RDJの映画にも触発されて、とうとう原作まで手を出しました。深みにはまる所だけをとるならもうドラッグに近いんじゃないでしょうか。
軽妙なかけ合いに、程良く皮肉が効いていて、ストーリーは新しく組み直されているのですが、原典へのオマージュは随所にちりばめられております。飽きさせないテンポのいい展開に、斬新な演出などなど、あげればきりがないくらい褒めちぎれるのですが、なにより好きなのが、主演のベネディクト・カンバーバッチですね。
決してイケメンじゃないし、演じているシャーロックもカッコいいキャラクターというわけじゃないんだけど、だんだん目が離せなくなる演じっぷり。天才すぎるがゆえに孤独で、人らしい感傷に共感できない偏屈な探偵を作りあげていて、もう萌えとかそういう次元でなくお勧めできます。
でも、萌えもすごいんすよねー。
もともと聖典(原作の事)でも、いい年してなんで同居してんの、と同性愛疑惑がもたれていたホームズとワトソンですが、作品のなかでもガンガンに勘違いされております。ジョン(ワトソン)の「違う僕はゲイじゃない」はもうお決まりの文句みたいなもの。
それでもお互いが絶対的な信頼で結ばれている二人をみると、桃色の妄想が止まりません。だってそれくらい仲がいいんだもの!
これは日本語版のDVDリリースがまだ(おそらく)なので、見るのに苦労しますが、絶対面白いのでぜひぜひ見て欲しい! そして、夏の放送を一緒に心待ちにしましょう。
ランク1
萌え度☆☆☆★★ 面白さ☆☆☆★★
『スーパーナチュラル』
サム・ウィンチェスターは幼い頃、母を人ではない何かに殺された。復讐を誓った父は、超常現象(スーパーナチュラル)を狩るハンターに転向し、幼い彼とその兄をつれて化け物どもを狩る日々を送っていた。
そんな生活が嫌になり、一人で飛び出し大学へ進学した彼の元に、久しぶりに兄のディーンがやって来る。父親が失踪したので、一緒に探してほしいという彼に、しぶしぶ一回だけ“狩り”を付き合うが、帰ってきた彼が見たものは、母と同じ殺され方をした恋人の姿だった。
そうして兄弟は、全ての謎を握るであろう父を捜す為、旅にでるのであった。
現在シーズン7がアメリカで放送中! 日本ではシーズン6までレンタルリリースされていますよ。126話×40分と、笑っちゃうような数出ているのですが、面白くて弟と一緒にシーズン2からシーズン5まで一月あまりで見きってしまいました。6も最近見終わりましたが、監督が変わってしまったからか、その前の5シーズンとは少し毛色が違いましたね。
ただ、シーズン5までは次から次へと引き込まれるような展開で、ドキドキしっぱなしでした。シーズンごとに目的がはっきりしていて、ダレる心配があまりありませんし、私は一気にみてしまいましたが、基本的に一話完結のオムニバス形式なので、好きなテンポで見れると思います。
ブロマンス要素はやっぱり兄弟!
Brothers&Romanceの名に恥じない、兄弟愛ぶりがいっそ病的です。恋人<<<家族の法則が原則で、家族の為なら命も惜しみません。あまりの絆の強さに、全国どころか本場のその手の人達も刺激しちゃったようで、本編で、繰り返しますがほ・ん・ぺ・んで、オタクの女の子が兄弟で妄想したファン小説を朗読しながら始まるシーンというのがあって、いたたまれなさに吐血しそうになった事がありました(隣に弟がいる)。あれはもう公認されているという事ですか。どうなんですか。
シーズン4からは、なぜか兄貴の後をついて回る、くたびれた(美形)おっさん天使という奴も出てきて、それがまた良いキャラ(&いい役者)だったものですから、頭の中が絶賛アルマゲドンで困ります。
見るのは大変ですが、これも元の作品からして素晴らしいので、ぜひぜひお勧めします。
見返してみれば、ちょっとしたレポートくらいの分量になっていますね。
中には、ブロマンスならこれだろうって作品や、なんでこれが入ってるんだって作品もあると思うのですが、選定基準が、私が見た物&萌え抜きでも(映画を余り見ない人でも)ある程度楽しめる作品なので、広いお心でご容赦くださればと思います。
一般向けじゃないのもありますが、どれもお勧めなので、気になったのがあったら、是非見てみてくださいね!
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