※ATENTION
この記事は、tomatoが持ち前のBL嗜好と、映画好きを元に、
レポートでたまりにたまったうっぷんを晴らすべく書いた、個人的ブロマンス映画(洋画・海外ドラマも含む)ランキングです。
●ブロマンスとは何ぞや？
●BLって何ぞや？
●両方知ってるけれど、そんな変態な趣味はない。
という方は、見ないでください。お願いします。マジで。
所によっては、「自分の好きな映画をそんな汚れた視線で見るな！」という事にも大いになりかねますので。
互いの心身の健康の為に、強行閲覧はお控えください。

あ、知らなかった良い子の皆は「ブロマンス、BLって何～？」ってお母さんにも聞いちゃ駄目だよ☆
下手したら家族会議になります。

○ブロマンス見たいわん。
○腐ってますけれどなにか？
という方のみ、どうぞ下にスクロールお願いしますん。↓








☆ブロマンスとは？

「兄弟（brother）とロマンスの合成語。
男性同士の親密でプラトニックな関係を指す。」(はてなキーワードより)






萌え度、映画の面白さを☆三つで評価します。

ランク１０
萌え度☆　映画の面白さ☆
『ハングオーバー～消えた花婿と、史上最悪の二日酔い～』
結婚式直前に独身パーティーを開いた野郎ども四人が、羽目を外しすぎ、起きたら前夜の記憶がない。
しかも、もうすぐ新郎になるはずの友人が失踪してる！！
ブラックアウトした記憶をたどりながら、友人を見つけ、結婚式に間に合わせなくては。という映画。

映画版の特攻野郎Aチームでフェイス役を演じた、ブラッドレイ・クーパーにホイホイされて見ました。
個人的にはよくあるハチャメチャおバカコメディだと思うのですが、テンポはいいですよね。
萌え度も、ブロマンスとはちょっと違うような……健全で普通の友情だと思うんですが(一人妻子持ち、一人婚約者もち、一人恋人もち、一人童貞野郎だし)ブロマンスでググると出てくるので、一応ランクイン。
友達の結婚式の為に、あらゆる努力をする様はみていてほっこりします。


ランク９
萌え度☆☆　映画の面白さ☆☆
『デイブレイカ―』
血を吸われるとヴァンパイアになるというのは、基本的なヴァンパイア設定。でもそれが過ぎて人類とヴァンパイアの数が逆転し、ヴァンパイアが世界の覇権を握り、わずかな人間は血を搾取される世界。
血液を提供する会社では、代用の人工血液の研究を進めていたが、
ヴァンパイアの食料である血液は足りなくなり始めていた。
血液研究の科学者であり、自分もヴァンパイアにされたエドワードは、人間から血液を強奪する事に疑問を感じていた。ある日、血液狩りから助けた人間に、ヴァンパイアが人間に戻る方法があると言われ……？

SF？カルト？よくわからないですが、DVDコーナーのジャンルはホラーに分類されています。
ヴァンパイア好きとして、思わず食指がのびてしまった一作。
血がドバー！生首ぐしゃー！焼かれてジュワー！とえげつない描写はたっぷりですが、色調が抑えられた近未来世界の描写と、ヴァンパイア設定の基本を押さえたストーリーがなかなか良作でございました。
この作品、女のかわい子ちゃんも出ては来るんですが、何をおいても全部を持っていってくれたのは、主人公の弟君。
彼は人間を捕獲する部隊に勤める軍人で、根っからのヴァンパイア派。兄にも人間の血を飲むように言うどころか、そもそもヴァンパイアになりたくなかった兄を無理やり転向させた張本人でもあるのですが、人間側について戦う事を決めた兄と対峙する時にいう一言。
「そうしないと兄貴が死ぬからだ」
そうなんです、人間に人権が認められないこの世界でエドワードが生き残っていくには、ヴァンパイアにするしかなかったのです。
自分の守りたいものを守るために、当の本人と敵対してしまうという切なさがたまりません。
でも兄の方もそれが分かるからこそ、弟を大切に思っているのが言葉や行動の節々で伝わってくるんですよー。
最初から最後まで本当に健気で、まさしくブロマンスにふさわしい。でも、万人受けする映画ではないので、この順位で。


ランク８
萌え度☆☆　映画の面白さ☆☆☆★
『ショーシャンクの空に』
妻とその愛人を殺害したという罪を着せられた、銀行員のアンディは、悪徳所長のいる刑務所に送られる。
特異な環境に戸惑いながらも、持ち前の頭脳を見込まれ、刑務所の税理士まがいの事をはじめるアンディ。レッドという調達屋とも友情を深め、徐々に刑務所に溶け込んでいく。
そんなある日、彼の冤罪を晴らしてくれるかもしれない男が収監されて……。

言わずと知れた、スティーブン・キング原作の映画。元が短編なだけに、映画化された中でも、一番化けた作品ではないでしょうか。
私にしてみれば、なかなか思いもよらない展開が続き、最後は吸う息が美味しく感じるような爽やかな結末で、個人的映画ランキング(ノーマル部門)でも上位に食い込む作品です。一人で見るもよし、友達や恋人と見るもよし、でもちょっとお子様向けではない所もあるので、家族で見るときは注意ね。
モーガン・フリーマン演じるレッドと、ティム・ロビンス演じるアンディの友情がいい。閉鎖空間のなかで、静かに友情をはぐくんでいき、その全てがラストのシーン集約されていると思うと、目頭が熱くなります。映画の中だと親子みたいな関係ですが、原作だと年も近く、よりブロマンス風かも？
でも、此方はブロマンスと言うより、映画自体を見て欲しいので、この順位。


ランク７
萌え度☆☆☆　映画の面白さ☆☆☆
『フィリップ君を愛してる！』
美しい妻、かわいい娘、幸せな家庭を築いていたスティーブンは……実はゲイだった。
あるとき、事故をきっかけに自分らしく生きようと決意した彼は、思うがままに人生を謳歌し始める。
妻と別れ、好きな彼氏とセレブ生活の日々。でも、それらの資金はみんな詐欺で稼いだもの。
そう、彼はIQ１６０の天才詐欺師でもあったのだ。
そんな彼もとうとう捕まり、刑務所に入れられる。しかしそこで運命の相手フィリップに出会うのだった。
まさかの実話を元にした。ハートフル(？)ラブロマンス(？？)。

ジム・キャリーとユアン・マクレガーがにゃんにゃんとか(笑)と思ってみたら、案外ガチで笑いが引っ込みました。ライトセイバー振りまわしていたイケメンが乙女走りしたり、ジムキャリーが「I`M A　GAY！」といい笑顔で叫んだり……ん？　これは通常運転か。
とにかく、アリエネーヨって感じなんですが、まぁ、面白いから困る。ラブロマンス、コメディ、エンターテイメント、どれを一番にもってくればいいのか甲乙つけがたいほど密度の高い映画に仕上がっています。
同性愛について取り扱っているのに、お決まりのマイノリティと差別に苦しむ描写とかまったくない所もいいですね。８位に引き続き、刑務所ものですが、ショーシャンクをみて爽やかになったら、これを見て腹の底から笑って、ちょっと泣いてほしいです。
萌えっちゃ萌えなんだけれど、ガチホモであってブロマンスじゃないから、この順位で。


ランク６
萌え度☆☆☆　映画の面白さ☆☆
『処刑人』
マーフィーとコナーはクリスチャンの兄弟。ある時彼らは神から「悪人なら殺しても構わない」と啓示を受ける。そして二人は銃器を手に、街にはびこる外道どもを抹殺する、処刑人となったのだ！

有名なマイナー映画とはこれのこと。近年２も映画化されて、めでたくDVDもリリースされました。
べらぼーに強いけれど、ちょっとおつむの弱い兄弟と、それに輪をかけておバカな仲間に、変態刑事(褒め言葉です)まで巻き込んで、大暴れするというストーリー。あらすじを少し読みかじっただけでただよってくる、狙い澄まされたB級臭さに反応してしまったら、あなたも今日から映画オタク☆
なんてボロクソ言ってますが、結構トンデモ展開な脚本をごり押しで納得させてしまう、アクションの勢いのよさと、演出のかっこよさはなかなかのもの。俳優陣も結構マイナー揃いだと思うのですが、いい味だしてます。
ブロマンス要素は、やっぱり兄弟かなぁ。兄貴がトイレの便座に手錠でくくりつけられた時、弟のピンチに便器を引っこ抜いて駆け付けるってのは、ブロマンスですかね。違いますか。そうですか。


５位より上は、また後日！
おそまつさまでした。