「Black Market」クレジット等と詳しいルール

投稿者:            mini mosmoss 投稿日:2017/04/17 19:17


黒猫夜さんという方が考えたBlackMarketという
テーブルゲームのマニュアルを読み、
やってみたい!と思ったので作りました。
おもしろいです!



mosmossの力の限界により、対戦相手は全員CPUの一人遊びゲームになります。

仕組みの面白いゲームですので興味を持たれた方は是非遊んでみてください!!

このページでは、ゲームの本編後に記載したクレジットの、
お名前と、HPリンクなどをもう一度記載しています。
また詳しいマニュアルへのリンクや、ゲーム化にあたっての変更点なども記載しています。


【クレジット】

Black Market権利者: 黒猫夜 様
権利者ツイッターアカウント:@kuronekonight

公開にあたってご協力いただきました: 大阪大学RPG研究会 様
公式サイト:http://handairpg.web.fc2.com

キャラクターグラフィック: 忠藤いづる 様
「三日月アルペジオ」http://roughsketch.en-grey.com

トランプ画像: よつば 様
「あひる小屋」http://momomohouse.moo.jp

BGM「spook2」: PeriTune 様
「PeriTune」http://peritune.com

BGM「雪の降る夜道」「カッコつけマン」「スマートに行こうぜ
」「オルゴール風」: ronto 様

BGM「サルサです。サイト内ご自由に。」: @gsenkyg 様

配列ソート関数: aoihikawa 様

オリジナル選択肢関数: ラジアン 様

ツール: Rmake 様

企画・スクリプト: mosmoss


【詳しいマニュアルへのリンク】
Black Marketのさらに詳しい説明・マニュアルは大阪大学RPG研究会の公式サイトからご覧になれます
阪大RPG研公式サイト▶︎創立企画▶︎創立10周年企画▶︎Black Market


【コンピュータゲーム化にあたっての変更点】
なるべく原作に近い形でのコンピュータゲーム化を目指しましたが、テキストゲームという特性上、
またグラフィックの都合上、名称が少し変わっているところがあります。
パン▶︎食料  理由:漢字2字の他の物資名に合わせた
隠者▶︎エルフ 理由:用意できるグラフィックの都合上

剣、聖杯、宝石、パンはそれぞれ、騎士、聖職者、商人、農夫に対応していますが、
これはトランプの絵柄♠♥♦︎♣の意味でもあり、変更には慎重にあたりました。
♣の意味を参照し、パンを食料に変更しても問題ないと思い変更しました。

ボックスオープン、及び、イベントオープン、という呼称は原作にはないもので
キャラクターオープンの呼称に合わせて、mosmossが作ったものになります。
入札中、種類不明の物資カードを、落札後、表にして明らかにする▶︎ボックスオープン
落札した物資カードの中にJQKがある場合イベントカードを表にする▶︎イベントオープン
コンピュータゲーム化に際して、テキストゲームという演出上、
カードで遊んでいる感覚が薄くなってしまうため、カードを表にする…などの表現を
なるべく減らすために作った言葉になります。違和感がありましたらごめんなさい…


【Black Marketというゲームの感想】
私はこのゲームをリアルなテーブルゲームとして遊んだことがないので、
このゲームの真髄を味わったことはありませんが、感想を書きたいと思います。

まずこのゲームが面白いのは、転売で稼ぐ、という目的がわかりやすくシンプルに遊べること。

それでいて、稼ぎ方の異なるキャラクターが9種類あり、どれを担当しても違う楽しさがあるということです。
キャラクターはそれぞれ換金ルートと特殊能力を持っていて、
それが自ずと、ブラックマーケットにおける最適な行動を規定するため、
プレイヤー同士がお互いのキャラクターを推理できる手がかりとなっています。
もしリアルな人間同士が遊べば、さらに、他プレイヤーを騙すこともでき、駆け引きの楽しいゲームとなるでしょう。
ゲーム後の参加者同士の振り返りが盛り上がるゲームだと思います。

担当キャラクターが、騎士、聖職者、商人、農夫、ならば、強い換金ルートを持っているために、
競りで強さを発揮でき、オークションに集中して稼ぐことができます。
それ以外のキャラクターになった時は、他プレイヤーの担当キャラクターを推理すると利益が出てきます。
例えば小姓ならばプリンセスを、盗賊ならば騎士を、あぶり出すような入札をしたり。
例えば魔術師や隠者(エルフ)ならば、プレイヤー全体を見て、自身の特殊能力を有効に使う方法を考えたり。
プリンセスならば、なるべく安く買えるものを検討しつつ、小姓がいなそうならば何も買わないでいたり。
また先の4キャラクターほどの換金ルートの強さを持たないにもかかわらず、
物資の組み合わせによっては、落札のチャンスも十分ありますから、稼ぎも妨害もできるわけです。

また、もしイベントがなかったら、このゲームはこんなにエキサイティングにはならないでしょう。
物資を買い込んだ後で値下がりが続いてもう負けた…と思ったら、女王聖誕祭で大逆転したり。
完璧に立ち回って勝利確実と思ったら、大火竜が襲来して、隠者(エルフ)に1位をかっさらわれたり。
そこまで劇的でなくても、イベントの一枚一枚に一喜一憂できると思います。

イベントが発生する回数や出品される物資の数は1ゲーム中に上限が決まっていますから、
シーズンを経るに従い、やろうと思えば先を読むこともできる(でもイベントは全部開くとは限らない)。
このイベントシステムのおかげで、何度やっても新しいドラマが構築され、技術や経験がたまりつつも、
それだけに頼っては勝てず、ある程度ギャンブルをしないといけない場面も出てくるーーー
優れたゲームシステムだと思います。

またプレイヤーをゲーム世界に誘う、ゲームの設定も非常に魅力的です。
まず「ファンタジー世界の場末の闇市で物資を右から左に転売して小銭を稼ぐゲーム」!
これだけでどんなに面白そうなことか!
それに加えて、台詞がないのにも関わらずプレイヤーの想像力を刺激する
キャラクターやイベントの魅力も語らずにはいられません。
例えば、聖職者!
この人は、神の力か神秘の力か知りませんけれども、
大火竜襲来をなかったことにするすごいパワーを持ってる。
なのに、自分の利益のために、戦争はそのままに豊作をなかったことにしたりするんですよ。
それが神に仕える者の行動でしょうか。最高です。
このような極悪聖職者になりきって遊ぶこともできて面白いです。
以下、全部をあげることはできませんが、私が特に一言申し上げたいキャラなどについてコメントしていきます。
ゲームをやったことない人にはなんのこっちゃなコーナーになりますがご堪忍ください。

魔術師:
聖職者の神秘の力を封じたり、隠者(エルフ)のイベント不干渉を無しにしたりできるのすごい魔法。人数が多い時は、とりあえずプリンセス封じとけばええやろってなります。

盗賊:
一見地味に見えるも、堅実に儲けられる特殊能力。物価はインフレしてほしい。農夫や商人見つけたら、この人から盗もうって考えます。奪える相手が明らかに騎士だけの時だけは真っ青になります。

小姓:
プリンセスがいるかどうか、いるなら誰かを推理する。気分は名探偵。口止料が高すぎると姫の中で話題に。エルフがまぎらわしいのでインフレかデフレきてほしい。

騎士:
脳筋的に剣買う人。盗賊待ちだけど、転売利益を優先すると盗賊にバレバレ。隣の人が盗まれてても全然気にしない。

農夫:
ごはん買い集める人。他の人から見てわかりやすい。そんなに高く食料の換金ルートがあるのは、飢饉ネットワークみたいなものがあるためなのか?ごはん出品されなくて悲しい回もある。買い占めた後に五穀豊穣も悲しい。愚直に働いた分だけ儲けが大きくなる能力はいかにも農夫らしい。

商人:
宝石大好きな人。現金がもらえる特殊能力は状況を選ばないので地味に強い。何もしなくても利益が約束されているのがいかにも商人らしい(闇市に参加しつつよそで商売しているのかもしれないが)。剣の換金ルートが弱いのは宝石商だからだろうか、過去に騎士団と一悶着あったのだろうか…。

隠者(エルフ):
デフレに強い!火竜がきたり、通商路が分断されても買い続ける人がいたら、隠者(エルフ)がいるな!魔術師なんとかしろ!ってなります。インフレすると何も買えない。
それにしても、世捨て人である隠者のイベントに左右されない換金ルートはどこなのだろう。同じ隠者のネットワークがあるのかな…。

聖職者:
聖杯の次に剣の換金ルートが高いのは…戦う坊主系?それとも、騎士団と癒着?たまに他プレイヤーから神頼みの視線を感じる。17以上のイベントを無効にする時が気持ちいいが、その見込みを立てていると魔術師が怖い。競り、イベント、他キャラクターと色々なことに干渉できる万能感があるが、自分の能力のせいで損することもありバランスが面白い。

プリンセス;
見つからなかった時にもらえる25Gはなんなのか。王族のお小遣いなのか?小姓の目を欺くためのお買い物を、インフレのない開幕にするか、デフレや旅団系が来るのをまつかは悩ましいところ。大火竜襲来や飢饉戦争などを喜ぶのは姫としてどうなのか。

イベント全般:
技術革命、宗教改革、通貨統一、五穀豊穣、など良さそうなイベントが来るとがっかりして、
戦争、怪異、恐慌、飢饉、などが来ると嬉しい、となるブラックな感じがとても良い!

〜団:
商売下手でも物を売れる!デフレのセーフティネットでもある。大体はありがたいか、どうでもいいが、状況によっては迷惑にもなる絶妙なバランス。

女王聖誕祭:
誰もくる日を予想できない不思議なバースデーイベント。物価上がりすぎぃ。

聖少女光臨:
この人が登場すると、悪いことは解決し、良いことも忘れるくらいみんなびっくりする。

物資全般:
闇市が立つには、物資の供給が政府などの公権力によって統制され、なおかつ滞る必要がある。
武器、聖杯、宝石、食料、この辺りが統制下にあるのは儲けや権力を保持できそうでありえそうだが、
食料(パン)の供給が滞っているのは一般民衆にとってまずい気がする。
農夫のごはん換金ルートMAX5がさらにヤバさを物語る。
プリンセスには闇市で物価を勉強して是非国を良くしてもらいたいところだ。

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