皆様、いかがお過ごしでしょうか。
井戸の博士の助手ラヴィアンです。
Rmakeサイトも無事にリニューアルされましたし、
今後ともよろしくお願いいたします♪

はいどうも。井戸の博士です。
では、さっそく今回もゲームの話をしようか。

Rmakeのエディタは、
もちろんゲームを作りやすいようにできているんだけど、
応用的なことをやろうとすると制約が出て来るのも、また事実・・・
そこはユーザーの技術力と知識でどうにかするわけだが、
Rmakeのデフォルトのシステムには、
ユーザーが乗り越えられない壁がいくつかあるのだよ。
例えば、何があるかわかるかね、ラヴィ君？

戦闘ですね？（きっぱり）

た、確かにその通りなんだが、そこまで断定しなくても・・・
まあともかくラヴィ君の言うとおり、
RmakeのRPGの戦闘シーンは最初から設定が決まっていて、
ユーザーが手を加えることができないのだ。

形式としては非常にオーソドックスなんだけど、
例えば戦闘中の道具欄は消すことができないから、
フィールドのメニューで道具欄を表示させないようにしても、
戦闘では無駄になってしまうのだね。
それから戦車やメカが出て来るSFなRPGを作っても、
魔法欄を消すことはできないし、名称を変えることもできない。
他にも敵は設定上魔法を1種類しか使えないし、
素早さのパラメーターがないので攻撃順位が安定しない、
などなど、やっぱり気になる人には気になる問題点があるわけだ。

なるほど。
それでご自分で戦闘シーンを作られたわけですね。
ではさっそく紹介していただきましょう。
博士、お願いします。

い・・・いや、ちょっと待ってよ・・・
まだ心の準備が・・・
今日はラヴィ君、やけに積極的だな・・・

前回あれほど気を持たせるような発言をしておいて、
何をおっしゃっているんですか！
一部には楽しみにされている方もいらっしゃるかもしれないのに、
皆様の期待を裏切るようなことは許しませんよ。
ちゃんと責任を持って説明してください。さあさあ！

そ、そんなにプレッシャーをかけなくても・・・
し、仕方ない・・・それではわしが作った戦闘シーンを
お見せしよう・・・これだ！

えっ・・・待ってください・・・
博士が主役なんですか？！

こらこら！
突っ込むところはそこじゃないだろう！
わしが主役でも別にいいじゃないか？！

そ・・・そうですね・・・
失礼いたしました・・・
では、ちょっと操作してみましょうか・・・

おなじみのコマンドが出て来ました。
Rmakeのデフォルトに近い感じがしますね。
・・・博士、このコマンドは全部、
ちゃんと機能するんですか？

きみも相変わらず疑い深いねえ・・・
ち、ちゃんと動くに決まっているじゃないか！
機能しないコマンドがあるなんて、
そんな馬鹿なことが、あ、あるわけないよ！
はっはっは！

博士、額から汗が出ていますが・・・
それではとりあえず、
「戦う」を選択してみますね。

某RPG風に攻撃時にキャラが、
アニメーションするようにしてみたんだ。
ダメージの表示方法は、
Rmakeのデフォルトに近いものにしたよ。

そういえば前回のブログで、
ホウキを武器として装備していましたね。
あ、ということは 
装備に応じてアニメーションが変化したりするんですか？

うむ、いい質問だね。
やはり装備を変えられるからには、
戦闘時のアニメーションも変化したほうが望ましいね。
そういうふうになることを、
わしも強く願っているよ・・・

どうして答えが曖昧なんですか？
博士が攻撃したら、
次は敵のターンですね。

あら？
敵もアニメーションするんですね。

そうそう。昨今のゲームでは、
フルアニメーションでキャラが動くのが当たり前のこのご時勢に、
敵キャラが静止して動かないのは、あまりにも寂しい！
ということで敵もアニメーションするようにしたのだ。

言うまでもないかもしれんが基本的な流れとしては、
この後プレーヤーのターンと敵のターンが交互に来て、
敵のHPが0になれば勝ち、というわけだ。

戦闘に勝利しました。
印象を言わせていただくと、
博士のHPとMPが表示されるのは当然ですが、
敵のHPとMPも表示されるのは、
ちょっとめずらしい気がいたします。

あ、そうかね？
まあ空いたスペースを埋めるためなんだが・・・
あと、わしが敬愛してやまない、
とあるRPGに倣ったものでもあるんだけどね。
敵の残りHPとかがわかると、戦略を立てやすくなるだろう？

たしかに戦闘の見通しが立ちますね。
他に特徴というと、敵がアニメーションするところでしょうか。
博士、素朴な疑問としてお聞きしますが、
グラフィックを作るのは大変ではありませんか？

そりゃもう！大変なんてもんじゃないよ！
ただでさえ作者が忙しいというのに、
ついついこだわりが出てしまうから全然進まないよ！
もう猫の手でも借りたいくらいだね！

あらあら・・・トラウマに触れてしまったようですね・・・
自作にこだわると、どうしてもそうなりますね。
余裕が無ければ他の方に頼んでみては・・・

いやぁ・・・でも一番きついのは、
キャラクターとかアニメーションの案を考えることかな。
最近、創造力が枯渇してしまって、
なかなか良いアイデアが浮かばなくなって、
すぐに停滞してしまうんだよ。
つくづく自分が年老いたと実感するねぇ・・・

博士、そんな遠い目をしないでください。
話が長くなりそうなので、今回はここまでといたしましょう。
次回も戦闘について説明いたします。