2014年のゲームを振り返る:『AIR MEMORY』 【一部クリア後推奨】
投稿者: 井戸乃博士 投稿日:2015/01/04 01:41 【レビュー】
皆様こんばんは。 井戸の博士の助手、ラヴィアンです♪ ひきつづき2014年のゲームを振り返るレビューを お送りしたいと思います。 |
おひさ☆ アールメイカーのベリアルだぜ~♪ 今回、博士のヤローには簸川葵さんの『AIR MEMORY』を 気合入れてレビューしてもらおっかな☆ じゃ博士ちゃんよ、解説頼むわ☆ |
こ、こいつめ・・・また勝手にしゃしゃり出て来おって・・・! だいたいお前、簸川さんのゲームと言えば、 RBSこと「大乱戦!アールメイクバトルスターズ」というものがあろうが。 まずはそちらを取り上げるべきでは・・・ |
博士ちゃんもまだまだ青いな~ 確かに、RBSが名実ともに第一級のゲームだってことは俺も認める。 しかぁし! このエアメモ(『AIR MEMORY』の略称)って作品はなぁ システムの独自性、シンプルだが奥の深いゲーム性、 そのどれを取ってもRBSに劣らねえ名作なんだぞ! こういうパズルゲームを自分で作れと言われたら、作れんのかい? 博士ちゃんよ? |
いや、無理だけど・・・ と言うかRBSのようなアクションゲームもわしには作れん・・・ プログラミングの技術がある人ってうらやましいね・・・ ぶつぶつ・・・ |
はいはい~愚痴は次元の歪みに置いて来てちょうだい~ とにかく今日はエアメモについて語りつくすからな☆ レビューよろぴくね~☆ |
『AIR MEMORY』は2014年7月26日に公表されました。 ベリアルさんがおっしゃったRBSで盛り上がっている頃ですね。 ジャンルは対戦パズルゲームです。 このジャンルで有名な作品と言えば『ぷよぷよ』がありますね。 |
じゃあ、まずは簡単にルールを説明しておこうか。 フィールドにある真欠片という玉を動かして消していくのが基本ね。 特徴的なのは、玉を4個1組で動かせるところかな。 こんな感じですよ。 |
一番上の段や、段差がある場合は、回転が少し変則的になる。 段差が高いと上の段にある玉を下の段に落とすこともできる。 覚えておくといいかもしれませぬ。 |
同じ色の玉を3個以上つなげると消える。 縦か横でつながっていれば曲がっていても消せる。 だから他の落ち者パズルゲームと比べると、 消しやすくなっていると思う。 ただし斜めにつながっている場合は消せませんぞ。 |
ときどき出て来る「B」と書かれた玉(起爆真欠片)を消すと、 その玉と同じ色の玉が全部一度に消せる。 形勢を逆転するチャンスになるから、考えて消しましょう。 |
基本的なルールはこんな感じだ。 『ぷよぷよ』に近いから覚えやすいと思うね。 ただ、ちょっと勝手が違うところもあるから、 そこはご注意くだされ。 注意点を少し上げてみよう。 |
一番上の段を超えて玉が積みあがると負けになる。 場所は関係なく「どの列でも」一番上まで積み上がると、 次に玉が降ってきたとき負けてしまうので気を付けよう。 (上の画像では一番左の列が積みあがっています) |
あ~これ『ぷよぷよ』や『テトリス』に慣れてると やりがちだよな~ ついつい端の列に積み上げて、 うっかり負けちゃったりするんだよね~ |
玉を高く積んだ場所を作らないようにするのが、 勝負のコツだな。 フィールド全体に気を配って、 まんべんなく消していかにゃならんぞ。 |
玉の高さが下から3段目を超えていなければ、 キーボードの「V」を押すと、玉を1段追加できる。 フィールドの玉を増やす方法は、 敵が玉を消したときと、この場合しかないから、 覚えておこう。 |
これ知らないと、こっちが有利なときに、 相手に追い打ちをかけられないからね~ 最初の頃、知らなくて勝負にえらく時間かかったぜ・・・ |
まあ、後半になると とても玉を追加している余裕はないと思うがな。 勝負が長引くとこちらが不利になるから、 知っておいて損はないと思うぞ。 |
まあ、ゲームのシステムに関してはこんなところかな。 とりあえず、これだけ知っておけば、 問題なくプレイできるだろう。 |
独自性もありますが、 シンプルで親しみやすいルールですね。 予備知識がなくても誰でもすぐに入って行けるのは、 さすがという感じがいたします。 |
バランスもなかなか良いんだよなあ。 言ってしまえば、細かいルールを覚えていなくても、 フィーリングで消していけば なんとなく連鎖が作れるようになっているのだから、よくできている。 初心者でもどうにかなるバランスなのだね。 |
おっとぉ! だからってヌルゲーだと思ってもらっちゃ困るぜ! 確かに入って行きやすいゲームだけどなぁ・・・ このゲームを極めるのは大変だぜ? 連鎖組めればいいってもんじゃねえからな~ |
お前は何を偉そうに・・・ まあ、わしもこのゲームにそこまで熟練しとらんから、 『ぷよぷよ』みたいに連鎖を組むパターンとかは よぉわかっとらんが・・・ |
だ~から、連鎖の数はあんまり重要じゃねえの。 このゲームで要求されるのはスピードだ! 消しやすいってことは、その分、 素早くそこそこの連鎖を組める判断力が必要なんだよ! なぜかっていうと、このゲームの対戦相手には、 「時間がたつほど強くなる」って習性があるのさ。 ウダウダ考えて連鎖作ってると、 相手によっては太刀打ちできなくなるんだぜ? 特に、あの方を相手にする場合にな・・・ |
何だ?急に思わせぶりになりおって・・・ 「あの方」と言うのは・・・? |
あ、こっから下はちょっとゲームのストーリーに触れるんで、 ゲームをクリアしてから読むことをオススメするよ☆ 先を知りたくない人は読み飛ばしちゃってね~☆ |
(以降はゲームクリア後に読まれることを推奨します)
こちらをクリックするとネタバレ箇所を飛ばせます。
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《トート様の伝説》
プレイした人には説明するまでもないだろうけどな~ トート様は、このゲーム最強の存在にして最大の壁! その圧倒的な実力には誰もが絶望し、恐怖した(はず)! トート様を抜きにしてエアメモは語れないぜ! |
そ、そうだっけ・・・ そりゃあこのキャラの立場を考えると 強いのは当然だと思うが・・・そんなに強かったかな? |
おめぇ、トート様の恐ろしさがわかってねえな? じゃあプレイヤーの実体験に基づいて、 トート様が残した数々の伝説を教えてやるよ! |
《伝説》
- 上のほうまで積みあがっていたトート様の玉がいつのまにか消えていた
- プレイヤーが連鎖中なのにトート様の星が減っていく
- プレイヤーが連鎖中なのにプレイヤーの星が増えていく
- 9連鎖したのに負けた
- 開始後20秒で勝てなければ、ほぼ絶望的
- 「セルル(トート様の最強技)」のボイスが聞こえたら負け確定
- 威圧感だけでプレイヤーが(心が折れて)敗北
- 負けた相手の8割超がトート様
- プレイヤーが弱いと会ってすらくれない
- トート様が負けるのはただの気まぐれ
・・・これプレイヤーって約1名だろう? プレイの仕方に問題があるんじゃないのか? 連鎖を組んで勝てる相手ではない、 ということはなんとなく分かるが・・・ |
いやいやいや、そうかもしれねえけどさぁ~ でも他の対戦相手と比べて飛びぬけて強いのは確かだと思うぜ? このゲームは全体として連鎖型のキャラが強いんだけど、 トート様は、とにかく連鎖を組むスピードが異常に速い! おまけに時間がたつとどんどん強くなって手がつけられなくなるんだぜ! |
考える速さでは人間がAIに勝てるとは思えんからな・・・ 大連鎖を組もうとすると、どうしても負けてしまうということだな。 そうなると確かにスピードが大事になってくるな。 素早い的確な判断が必要となるわけか・・・ |
いちおう、開始後すぐに2、3連鎖を連発して速攻で勝つっていう パターンがあるらしいけどね~ 何か有効な勝ち方を知ってる人がいたら、 ぜひぜひ教えてもらいたいっす~☆ |
(ネタバレここまで)
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さ~て、言いたいことはだいたい言ったから、 博士ちゃんよ☆ レビューをまとめてちょうだいな♪ |
わかった、わかった。 『AIR MEMORY』はちゃんと独自性があって、 ルールはシンプル、バランスも良い。 なおかつクオリティも高く、 月並みな言い方になるけど、 市販のゲームと比べても負けずとも劣らない素晴らしい作品だ。 簸川さんの作品についていつも思うことだが、 とにかく遊び手が入り込みやすく、バランス感覚が優れている。 基本的なシステムや遊び方は簡単で覚えやすく、 誰でもすぐに遊ぶことができる。 それでいて、慣れた遊び手はどこまでもやり込める奥の深さがある。 これが、簸川さんの作品が幅広く受け入れられる理由の ひとつではないかと思う。 |
は~い、ごくろうさ~ん☆ あと、この作品は『ぷよぷよ』みたいにボイスが付いてるってのを 忘れないでくれよ~♪ やっぱりボイス付きだと勝負に緊張感が出て盛り上がるんだよな~♪ 俺はアリスさんの美声にメロメロっす☆ |
お二人とも言いたいことは全部言われましたか? それでは、今回のレビューはここまでといたします。 途中ネタバレ箇所があり失礼いたしました。 今回もお付き合いいただき、ありがとうございました♪ |
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ゲームレビュー、スクショと博士さん達のやりとりが
とても判りやすく面白いです!
AIR MEMORYは私もプレイしてましたが名作でしたね!
Rmakeのゲームでボイス付きゲームは貴重ですかねぇ
一応エンディングは全部見たつもりでしたが、その伝説とやらを全然知りませんでしたw
気になって私も挑んでみましたが
「7~8段まで溜まった所を不意を付くように連鎖しまくる」「運で速攻で勝つ」
・・・ぐらいしか思いつきませんでしたねぇ・・・w