ほぼ週刊トル通信 #46 :届け物はなんですか
投稿者: らんどると 投稿日:2014/09/06 00:10 【レビュー】
皆さんこんにちは。
こちらは、
ほぼ毎週、自分の書きたいことを書くついでに
オススメのゲームを勝手に紹介していくブログです。
(この記事が、レビューでない気がするというそこの貴方。 奇遇ですね。 僕もそう思います。)
――――――――――――――――――――――――――――――
●
:プロ配達師の朝は早い。
R県M市、閑静な住宅街の一角。
ここに、ひっそりと佇むアパート。
プロ配達師、グレイの住処である。
プロ配達師の仕事は、決して表舞台に出る物ではない。
我々、トル通信編集部は、グレイ氏の一日を追った。
shion310さん 作 ベリーさんの手紙
:午前4時。
グレイは朝靄の立ち込める、山間にいた。
Q.朝早いですね。
グレイ「まぁ、今日はのほほん村までだからな。 この位に出ないと間に合わないんだ」
軽く言ってのけるグレイ。
グレイはなおも村に向けて歩き出す。
額に滲む汗を、グレイは何度も拭った。
Q.いつもこんなに遠くまで?
グレイ「いや、今日が特別なだけだ。 まぁ、どんなに遠くても運ぶが。
もじ、途中で止めるようなことがありでもしたら、きっと震えが止まらないだろうしな。」
そう言いながらも、足は一歩一歩進んでいた。
:午前6時。
グレイはののほん村に到着した。
グレイ「さて、届け先の家はどこだ。」
ついて早々に、村民に宅配先の家を訪ねるグレイ。
少々の一息の間も、グレイは惜しまない。
グレイ「一分一秒でも早く届けるのは、当然のことだろう。」
グレイの目は、既に宅配先へと向かっていた。
:午前6時10分。
グレイは宅配先の家に居た。
グレイ「随分掛かった。 早く終わらせる。」
ドアをノックする。 が、家の主は現れない。
グレイ「留守か?」
此処まで時間をかけて、家主が留守であったのに、グレイは
表情を一切変えなかった。
グレイ「む、書き置きか。」
書置きには、隣町に行く間、よろず屋に向かってくれないかとある。
Q.これは、配達師の管轄外では
グレイ「いえ、クライアントのオーダーに答えるのは、プロとして当然の事でしょう。」
黙々と店に向かって歩き出した。
:午前6時15分。
グレイはよろず屋に居た。
要件を伝えると、店主はグレイにマヨネーズ()を差し出した。
曰く、渡せと頼まれたとのこと。
店主は続けて、手紙も手渡した。
手紙には南西の男に会いにゆけとの趣旨があった。
グレイ「今回の仕事は簡単だと思ったんだがな。 大体、”おつかい”なんて、勇者の仕事だろう。」
流石のグレイも、動揺を隠しきれない。
グレイ「ちょっと本気出すか」
Q.本気とは。
グレイ「ではさらば。」
Q.さらばとは。
グレイは二トン(時価総額4億)の拘束具を脱ぎ捨て、高速で(韻を踏んだ高度なギャグ) 走り抜けた。
:プロ配達師の足は速い。
――――――――――――――――――――――――――――――
如何だったでしょうか。 このレビュウを読んで、ゲームを
プレイしてみようという気になったら、レビュアー冥利に尽きます。
それでは、さぼらなければ、また、らいしゅう。
今までレビューさせて頂いたゲーム一覧
前の記事→ #45 :夏休みはやっぱり短けぇ。
次の記事→ #47 :ときめけメモリアル
注釈
※注 マヨネーズ【まよねーず】 [名詞]
飲み物。
例文 :
マヨチュチュ。
出典 現代トルー語の基礎知識
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:プロ配達師の朝は早い。
R県M市、閑静な住宅街の一角。
ここに、ひっそりと佇むアパート。
プロ配達師、グレイの住処である。
プロ配達師の仕事は、決して表舞台に出る物ではない。
我々、トル通信編集部は、グレイ氏の一日を追った。
shion310さん 作 ベリーさんの手紙
:午前4時。
グレイは朝靄の立ち込める、山間にいた。
Q.朝早いですね。
グレイ「まぁ、今日はのほほん村までだからな。 この位に出ないと間に合わないんだ」
軽く言ってのけるグレイ。
グレイはなおも村に向けて歩き出す。
額に滲む汗を、グレイは何度も拭った。
Q.いつもこんなに遠くまで?
グレイ「いや、今日が特別なだけだ。 まぁ、どんなに遠くても運ぶが。
もじ、途中で止めるようなことがありでもしたら、きっと震えが止まらないだろうしな。」
そう言いながらも、足は一歩一歩進んでいた。
:午前6時。
グレイはののほん村に到着した。
グレイ「さて、届け先の家はどこだ。」
ついて早々に、村民に宅配先の家を訪ねるグレイ。
少々の一息の間も、グレイは惜しまない。
グレイ「一分一秒でも早く届けるのは、当然のことだろう。」
グレイの目は、既に宅配先へと向かっていた。
:午前6時10分。
グレイは宅配先の家に居た。
グレイ「随分掛かった。 早く終わらせる。」
ドアをノックする。 が、家の主は現れない。
グレイ「留守か?」
此処まで時間をかけて、家主が留守であったのに、グレイは
表情を一切変えなかった。
グレイ「む、書き置きか。」
書置きには、隣町に行く間、よろず屋に向かってくれないかとある。
Q.これは、配達師の管轄外では
グレイ「いえ、クライアントのオーダーに答えるのは、プロとして当然の事でしょう。」
黙々と店に向かって歩き出した。
:午前6時15分。
グレイはよろず屋に居た。
要件を伝えると、店主はグレイにマヨネーズ()を差し出した。
曰く、渡せと頼まれたとのこと。
店主は続けて、手紙も手渡した。
手紙には南西の男に会いにゆけとの趣旨があった。
グレイ「今回の仕事は簡単だと思ったんだがな。 大体、”おつかい”なんて、勇者の仕事だろう。」
流石のグレイも、動揺を隠しきれない。
グレイ「ちょっと本気出すか」
Q.本気とは。
グレイ「ではさらば。」
Q.さらばとは。
グレイは二トン(時価総額4億)の拘束具を脱ぎ捨て、高速で(韻を踏んだ高度なギャグ) 走り抜けた。
:プロ配達師の足は速い。
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如何だったでしょうか。 このレビュウを読んで、ゲームを
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それでは、さぼらなければ、また、らいしゅう。
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注釈
※注 マヨネーズ【まよねーず】 [名詞]
飲み物。
例文 :
マヨチュチュ。
出典 現代トルー語の基礎知識
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密かに毎回楽しみにしていたほぼ週刊トル通信で紹介して頂けるなんて
嬉しいです!
素敵なユーモアのセンスに毎回笑わせてもらってます^^
そうなんです。見つけにくいものなんですw
まさかの取材形式に笑わせて頂きましたw
韻を踏んだ高度なギャグ……好きです。
レビューしてしまいすいません。
トル通信は、おっぴろげに楽しみにすると、社会的地位が危うくなるので、
これからも密かに応援よろしくお願いしたします。