忙しい日に悪いことが

投稿者:User icon mini lonmengag 投稿日:2017/10/20 13:00

昨日は
重なったというのを書いたのですが、
僕はふだんから
ちょこちょこと細かなミスを
してもいるんですね。

ただ、
あまり顔に出さないようにしてるのと
ミスの補正というか隠蔽に関しては
ちょっとした腕を持っているので
(もちろん、これは自慢じゃないですよ。
こんなの自慢にならないですしね)、
周囲の者には気づかれていないようです。

だからーーというわけじゃないかもしれませんが、
1年ほど前にこんなことがありました。

僕はその日
なぜか階段の同じ場所で3回も蹴つまずいたんですね。
まるで
そこに見えない手があって
僕の足首をつかんでいるかのように
まったく同じ場所で3回も転んだんです。

まあ、そんなことがあったら
同僚に言いますよね。
「いやぁ、同じとこで3回も転んじゃったよ」って。
こういうのは
ほんとよくある失敗話だし、
「そうなんですか? あはははは」と笑われて
終わりになるはずのものでもあります。

しかし、
そうはならなかったんですね。
同僚は頬に手をあて
首をすこし傾げながら、
「えっ! 佐藤さんも転んだりするんですか?」と言い、
また、
「私、佐藤さんって、
絶対に転んだりしない人だと思ってました」と
言ってきたんです。

これには返す言葉がなかったですね。
「『二の句が継げない』っていうのは
こういう状態のことなんだ」と思ったし、
「絶対に転ばない人間なんているのかよ」とも思いました。

ま、
これは、そう言ってきた
彼女の特質による部分が大きいのでしょう。
ちょっとーーというか
かなり変ですものね。

だけど、
そんなことを言われたものだから、
僕はそれ以降
どんなミスもしないよう
細心の注意をはらうことになりました。
周囲の期待に応えようとしたんですね。

本来の僕はちょこちょことミスを
繰り返している人間なわけですから、
普段からそれを隠したりはせずに
おおっぴらにしとけば良かったーーと
思いましたね。

ま、
何事も小出しにしておいた方がいいという教訓と、
自他の認識は
これほどまで違うという気づきをあたえてくれた
1年前の出来事でした。

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