夜寝も好きだが、こちらはやや義務感を伴うところがある。
「明日に備えて寝っかな」
「こんな夜更けまで起きていて昼頃まで寝ていたら、お天道様の罰が当たる」
罪悪感まで伴ったりすることもある。そこいくと、昼寝はただただ眠くなるので義務感も罪悪感も無い心地よい眠りだ。

ある日、不思議とこの眠気が昼食後に起きる事に気付いたわたしは、これはひょっとして食と大きく関係しているのではないかと思い、得意の理論物理学でこの問題にメスを入れてみた。すると、たちどころに解明した。

腹の皮が突っ張ると瞼がたるむ。

この理論で全てがあきらかになったのだ。のだッ！

詳しい事は、例の科学雑誌ネーチャンに発表予定なので楽しみに待たれたい。（合掌）

ところで、わたしは昼寝を午後三時過ぎから四時過ぎまでするのだが、その際、ミヤネヤネヤネ屋…オロ！？（昼の情報番組）を見ているうちに眠気に襲われ寝床へと向かう。わたしにとっては人気番組さえも、子守唄がわりとなるのである。

さて、昼寝の達人であるわたしは、昼寝と言えども畳やラグの上ではしないのが流儀で、寝室の夜具（昼寝ても夜具とはこれいかに…ま、いいけど）でとる。達人は昼寝をおろそかにしないのである。昼寝と言えど、睡眠の質にこだわるのである。

なにー！？パジャマに着替えて布団にもぐり込むのは昼寝の醍醐味に欠けるだと～（尻上がりのち尻下がり口調）？

昼寝の神髄は普段着のまま寝るだと～（尻上がらず下がらず口調）？

誰が着替えると言いましたか（尻すぼみ口調）？

なにー！？着替えもせずに布団にもぐり込むんじゃねーよ、汚ね～ジジィだとーぅ？

よくも言ったなー！お、お前らに達人の凄技、あした教えてやっから待ってろやーーーー！！ナメンナヨーっ！！