ほぼ週刊トル通信 #27:まわるまわるよ時間はまわる

投稿者:Material 103742 1 mini らんどると 投稿日:2014/04/12 00:52 【レビュー】

皆さんこんにちは。


こちらは、

ほぼ毎週、自分の書きたいことを書くついでに

オススメのゲームを勝手に紹介していくブログです。


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手紙→電報→電話→メール→SNS………

この何百年かで、情報を得る手段という物は、バトル漫画もビックリのインフレレベルで

パワーアップしています。 

かく言う僕も、この度スマートフォンなる近未来の化学兵器にとうとう乗り換えまして、

そのパワーアップを実感している次第であります。

旅先でちょっとこの薄い板っきれを、ポンとタッチいたしますと、

「ああ、あの人今、ココスで包み焼きハンバーグ食べてんのか。」

なんて情報も仕入れることが……


ん? よくよく考えてみると、それが解ったからって、一体何がどうなるんでしょう。

別にあの人が、今この時間に、ココスで包み焼きハンバーグに食らいついてようが、デニーズで、

焼きチーズカレーハンバーグドリアを頬張ってようが、どうでもいいではありませんか。


結局、どんな情報入手手段を使っても、自分にとって有益な情報って、早々ないんですよね。

世の中の大体の事は、知らなくていいのです。むしろ僕の場合、

「ああ、あの人今、ココスで包み焼きハンバーグ食べてんのか。」

と呟いため、その分の温室効果ガスが排出されました。 デメリットしかありませんね。


今日は、そんな「知らなくていいこと」についてのゲームをば。 

※スマホを買ったことを、これ見よがしにしたいが為の長い前置きではありません。 たぶん。











@nannyouさん作  塔の少女と廻る刻



どのかの大陸にある塔。 

そこには、一人の少女が住んでいる。

少女は、塔の外へ、ただの一度も出たことが無い。

塔の中は、他に、ただ一人「人形の男」がいる。

少女は、「人形の男」から身の回りの物や、沢山の、本を与えられて、暮らしている。

「人形の男」から与えられる本が、少女における、情報入手の術の、全てであり、

塔の外の全てであった。


そんなある日、与えられた本から、ひらりと何かが落ちる。

それは、世にも奇妙な、言葉を話す栞であった。

栞は、少女に塔の外の様々を話した。 

本が塔の外の、全てであった少女は、初めて耳にする生きた話に、心を弾ませる。

その、本来起こり得なかった刺激は、少女に、ある衝動を抱かせるには、十分すぎた。




※別に長い前置きとのバランスを取ろうと、突然綺麗なあらすじを書いたのではありません。たぶん。



@nannyouさんの、人気の高い※注 一作。


※注釈 個人的に、評価が200を超えたあたりから、何かしらが違う気がするのです。


そのストーリーもさることながら、イラストや音楽で、ゲームの雰囲気や、世界観を

見事に深くしています。

ゲーム自体は、短編的な物ですので、割と時間をかけて書いたあらすじや、

それなりに苦労したあらすじに興味を持った方は、ぜひどうぞ。 



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・・・


如何だったでしょうか。 このレビュウを読んで、ゲームをを

プレイしてみようという気になったら、レビュアー冥利に尽きます。


それでは、さぼらなければ、また、らいしゅう。


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