スクリプト/変数(履歴ID:42)
最終投稿者: akasata
更新:2010/07/23 15:01:51
変数について
変数とは
変数とは、数値や文字列などプログラムで扱うデータを
名前に関連付けて保持するものです。
Rmakeの変数
現在Rmakeのスクリプト言語(arrp)には
setVariableの変数(基本変数)とarrpの変数(ローカル変数)があります。
基本変数(setVariable関数で宣言する変数)
基本変数とは、setVariable関数によって宣言される変数です。基本変数は、セーブ・ロード時に保存されます。
変数を宣言するには、以下のように書きます。
# 変数aを宣言して、10という値を代入 setVariable("a", 10)
基本変数を取得するには、以下のように書きます。
# 変数aの値を取得する getVariable("a")
サンプル
# 変数aを宣言して、10という値を代入 setVariable("a", 10) # 変数aを取得して、speak関数で表示する # 「a = 10」という値が表示される speak("a = ", getVariable("a")) # 変数aの値を20という値で上書きする setVariable("a", 20) # 変数aを取得して、speak関数で表示する # 「a = 20」という値が表示される speak("a = ", getVariable("a"))
arrpの変数(ローカル変数)
arrpの変数(ローカル変数)は言語の機能として標準で用意されている変数の機能で、
以下のように使います。
a = 10 speak("a = ", a)
現在、Rmakeのセーブロード機能では基本変数(setVariableで設定した変数)の
値は保存します。しかし、ローカル変数は保存しません。
そのため、createTextの返り値のハンドルなどをローカル変数に代入すると
セーブロード時に、ハンドルが取得できなくなる問題が発生する可能性があります。
また、ローカル変数は、2DアクションRPG/2DRPGのイベント終了時、ノベルゲームの
シーン/チャプター移動時に削除されます。イベント・シーンをまたがった利用はしない
ようにしてください。そのような場合は、基本変数を使ってください。