ebitiri62様、foodmakes様、shiryoh様（abc順）
素材ありがとうございました。

　主人公、〈水〉の妖精ラルティーク・レイナーは愛称が「ラルトル」。親友の〈闇〉の妖精クヌルと共に、今日は幼馴染の妖精ヴァルガの昇級式へ向かう。
　妖精には階級がある。ラルトルは『六段』、クヌルは『五段』、ヴァルガは今日で『八段』――妖精界史上最高の階級だそうだ。
　生きている妖精の中で階級が一番高い者は次期『大妖精』として公式に認められる。大妖精は妖精界において王、女王に次いで権力があり、王、女王よりも栄誉があるとされている。階級はその妖精の人柄のよさで決定するからだ。
　さて、〈炎〉の妖精ヴァルガは、次期大妖精になるに足る人格者なのだろうか。

　原作の小説版：
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