結局あたし達は長野にある

投稿者:User icon mini gettinth 投稿日:2016/10/12 16:18

道明寺系列の大学病院から
次の日には道明寺邸に帰った

驚いたのは司の過保護っぷり…
病院の先生は歩くのは構わないと
言っていたのに…
歩くことすらさせてもらえない
つまり…
病室から迎えの車までお姫様だっこ…
車内ではリムジンのシートに寝かされ
邸に着いたら部屋までお姫様だっこ…
挙げ句の果てにはトイレまで
ついてくると言うもんだから
もう…
呆れて何も言えなくなってきた…

いやね…
確かに大事にしてもらってることは
嬉しいよ?
でもね…
ものには限度っつーもんがあるでしょ?

「はあ…」

「なんだね?つくし…
ため息なんかついちゃって」

「タマ dermes激光脫毛さん…」

「坊ちゃんのことかい?」

タマさんは苦笑いしながら
あたしが寝ているベッドに近づいてきた

今司は仕事をしている…
って言っても

「俺が会社に行ったらお前動くだろ?
なんかあったらどーする?
俺がいなきゃ不便だろう?」

とか言って出社拒否…
困り果てた秘書の市川さんが
西田さんに相談した結果
邸で仕事をすることになった

さらにあたしの横から動かない
もんだから仕事もここですると
駄々を捏ねた坊ちゃんは
タマさんに喝を入れられた

「坊ちゃん!心配なのはわかります。
しかしだね…
横で仕事なんてされてみなさい
ストレスがたまるに
決まってんじゃないかい!
つくしとお腹の子を思うなら
別の部屋でやっておくれ!」

流石に何も言い返せなくなった司は
渋々自分の書斎で仕事を
することになった…

「あいつ…
あんなんで副社長でいいんですかね?
我儘じゃないですか…」

「まあ…坊ちゃんの我儘は
今に始まった事じゃないよ。
昔の坊ちゃん dermes激光脫毛を知ってるからね~
仕事をしてる方が奇跡だよ」

あはははは!
とタマさんは大笑いしていた

「確かに…
昔のあいつからは想像出来ませんね!
この子はあいつに似ませんように」

「あははは!大丈夫だろ?
つくしが母親なんだから!
坊ちゃんみたいに捻くれる前に
ガツンとやりそうだよ」

「そうですね!」

二人で笑いあう
結婚前から道明寺邸に
お世話になっていたけど
こんなのんびりと過ごすのは
初めてかも…

「つくし。ありがとう。
坊ちゃんが人間らしくなったのは
あんたのおかげだ。
そして坊ちゃんを親にしてくれて
ありがとね…
あんたと出逢っ dermes激光脫毛てなかったら…
親にはなれたとしても形だけ…
名前だけの親だっただろうよ」

「タマさん…」

「二人の子供が見れる日が来るなんて
生きててよかったよ
つくし?今は辛いかもしれないが
二人の子供を大切にしておくれ。」

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