物忘れと、忘れ物

投稿者:User icon mini calmme 投稿日:2015/01/06 11:52

現在は車の運転をやめているが、以前スーパーの広い駐車場に車を止めて買い物をし、駐車場に戻ると車を置いた場所を忘れてウロウロすることが度々あった。私を見ている人がいる訳でもないのに、これかがやたら恥かしい。こんな物忘れは、年の所為で仕方がないことなのだと自分に言い聞かせていた。

 スーパーで買い物して、レジで並んでいる最中にサイフを忘れてきたことに気が付く。並んでいる時ならまだしも、レジを打ってもらっている最中に気付くと冷や汗ものだ。仕方なくレジ係の人に訳を話して、慌ててサイフを取りに帰る。これも「年の所為」 しかし、しんどい。

 郵便物をポストに投函しようと持ってでかけるが、そのまま忘れて投函せずに帰ってくる。こんなことを2~3回繰り返しているうちに、郵便物はポケットの中でクシャクシャ。また、買ってくる物を忘れて帰ってくることはなどは度々。病院に行ったとき、診察券や保険証を忘れて来たことに気付く。それならまだしも、予約していたことすら忘れていて謝って予約の取り直しをしてもらう。年の所為だから仕方ないことだと自らを慰める。

 妻のネット友達だった人たちと掲示板で「物忘れ」の話をする機会があり、「メモ」をとることを薦められた。また、置き忘れの場合、「ここへ置くぞ」、「ここへ置いたぞ」と意識して置いたものは、わりにしっかり覚えているものだとか。忘れ物も、やはり書き留めておくことで防止できるとか、そのような助言を貰った。

 玄関に、サイフ、携帯、診察券、保険証、投函する郵便物などと書いた「忘れ物注意表」を貼ってみた。ここで大切なことは、出かけるときにこの「忘れ物注意表」を見ることだ。「忘れ物注意表」でいくら注意を促しても、これを見ることを忘れたのでは何もならない。玄関で一呼吸おいて「持っていくもの」を意識することが必要だ。そして、物忘れは横着をせずに「メモ」を取っている。最近、こうした努力で「忘れ物」「物忘れ」は少なくなってきた。これからは、「物忘れ」「忘れ物」は年の所為ではなくて、横着の所為だと思うことにする。

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