会の席で早速ぼくは

投稿者:User icon mini lonmengag 投稿日:2017/08/11 16:56

ミユキに振られた話や内定取り消しの話などを持ち出し、自ら自虐ネタでその場を盛り上げようと試みたのだが・・・、どうやらアミにはそれらの話がピンとこなかったようで? ネタとしてはどうもいまいち盛り上がらなかった。

 とは言え一方でサキさんはと言うと、まあ、半分お愛想だったのだろう・・・、興味深そうに何度もぼくの話にうなずいていた。

 その時だった。
 ぼくは何故か、自分に起こったその一連の出来事がもう・・・、実際のところどうでもいいことのようにほとんど癒されていることに気づいていた。

 それらの陳腐で三流青春ドラマのごときエピソードなどは、アミに関する不思議でドラマチックなストーリーの前において、一瞬の中にかき消されてしまった・・・、なんてことなのだろうか?

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